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♪- にっきちょう -♪

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[ 謝恩会 ]
今年は、卒対(卒園対策委員会の略。有志のママたちで結成)が謝恩会をやるというので、当然参加した。

ところが、肝心の先生は保育があるので、参加できない。それのどこが「謝恩」なんだという意見はもっともだが、まあ許してくれたまえ。
要は単なる飲み会だ。しかも子連れ。

昼の1時から保育園の近所のイタリア料理店で大人子供合わせて40人以上。2時間みっちり飲み、かつ食べ、かつ語る。割合としては、飲み食べ語る語る語る叱る飲み飲み泣く食べ語る語る叱る語る語る。といった感じか。叱ると泣くは合いの手だ。泣くのは子供。

3時に終って、まだもの足りず、そのまま時間があるメンバーでカラオケになだれ込む。もちろん子連れ。さすがに人数は減ったが、それでも10人以上。働くお母さんはタフだ。途中でお父さんや下の子や上の子も合流したりして、歌う歌う飲む語る語る。歌うのは子供たち。カラオケボックスにおける暗黙のルールを理解していない子供たちは、熾烈なマイク争奪戦を繰り広げていたが、偉いもので、そのうちに順番に回していた。こうやって人はカラオケと共存してゆくのであろう。興味深い。

それは愉快な一日であった。
ママたちとは、夏ごろに再会を誓い、今度はぜひ子なし飲み会を!との野望を抱く。
2006/03/17(きんようび) はれ


[ 卒園式 ]
息子の卒園式があった。

自分ではもっと泣くかと思ったけど、そうでもなかった。
保育証書授与の時に、赤ちゃんの頃の写真がスライドで投影され、それに添えるコメントを事前に先生に渡したのだけど、その文面を書いているときと、文集に載せるための文章を考えているときが一番泣けた。自分で書いてて泣けるとは、自給自足もいいとこだ。

他のお母さん方も同様で、時々すすり泣きが聞こえてきた。ほとんどのお母さんが0歳〜1歳くらいで子供を保育園に入れているので、感慨もひとしおなのである。

子供たちはけろっとしたもので、式も中盤を越えると、隣同士で小突きあったりして、それをお母さんが眼で威圧するという光景があちこちで見られた。そうなるともう泣くどころではない。

保育園の卒園式は、午前中で終るので、午後は保育再開だ。とはいえ大抵の親は子供を引き取るのだけど、午後は仕事に戻るというお母さんもいて、すぐに日常に戻るのだった。
2006/03/16(もくようび) くもり


[ 回遊魚 ]
息子の前世は回遊魚であることがわかった。

ここんところ、ママ友グループで食事をすることが続いた。食事と言ったってショッピングモールのフードコートなので、フロアの一角が食事コーナーになっている程度だ。

そういうところはセルフサービスなので、各々好きなものを注文して、席に持ってきて食べる。まずは子供のものを頼んで、取り分けて食べさせるわけだ。そこでおもむろに自分のものを頼んで、食べさせつつ自分も食事をする。息子くらいになると、一人で食べられるので、取り分けたら放っておくが、うちの娘やもっと小さい子には親がついて食べさせることになる。当然、自分の食事も遅れがちになるわけだ。
すると息子はさっさと食べ終わり、ふらふらとどこかへ行ってしまう。きちんと座っていろと言っても、まったくきかず、何か興味があるものを発見すると、そっちへ駆けていく。
しばらくすると、飽きたのか、今度は広いフードコート内をぐーるぐーるジョギングしだす。一番外側をまるで水族館のまぐろのように同じ方向へ何周も何周もする。無意味に、だ。
そして戻ってきて

「疲れた」「暑い」「のど渇いた」

という。当然だ。座って居ろと厳命するが、そういうときはなぜか眼を合わせない。

そして再び回遊の旅へ。本来はきちんと座らせておくべきなのだろうし、独身時代の私が見たら「しつけのなってない子」と思うだろう。しかし、人(しかも前世はマグロ)の親を6年もやっていると、仏教徒でもないのに「諦観」という心情がとてもよくわかるようになる。「しつけ」のハードルが年々低くなっていくのだ。

「うるさく騒ぐでなし、人に危害を加えるでなし、ま、いっか」

いいや、よくない。全然よくないぞ。しっかりしろ、あたし!

しかし、よく無目的に黙々と走れるものだ。その特性を生かして、将来はマラソンランナーにしよう。
2006/03/10(きんようび) はれ


[ 啓蟄 ]
啓蟄なので、わが家のクワガタも掘りかえしてみることにした。

昨年秋に、どうにも死にそうにないので、冬越しの準備をした。ネットやものの本によると、「時々エサを替えながら、土が乾かないように霧吹きで湿らせるようにして冷暗所におけばオッケー」ということだったので、そのようにしてほっておいた。
はじめはエサを食べた形跡などがあったので、生きてるな、と思っていたが、しばらくするとそれもなくなり、「死んでるんじゃ?」と疑ってはみたが、寝ているだけかもしれないのでわざわざ起すこともなかろうと、今日までほっておいたわけだ。

で、掘りかえしてみたところ、3匹中、2匹はお亡くなりになっていたが、1匹は生きていた。えらいじゃん。死んでいた2匹は白カビで覆われていて、かなり早い段階で死んだ模様。南無。

一度起すと、二度寝はしないようで、エサを食べたりし始めた。私よりよっぽどえらい。
さて、このクワガタ、どれくらい頑張ってくれるものやら。
2006/03/06(げつようび) はれ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:くくみ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]