アルバムごとベスト3


 私の個人的なアルバムごとのベスト3。好き勝手に書かせてもらいました。他のページとは違った観点から書いているつもりですが、やはり同じ人間が書いていますから同じ表現を使っている部分もあります。・・・。


熱い胸さわぎ
(1978年8月25日発売)

 私はこのアルバムを時々聴くのですが、もう発売されて19年が経とうとしているのに今も新鮮に聞けるのは桑田佳祐の才能とでも言うべきなのでしょうか?このアルバムはサザンがアマチュア時代に作り上げていた作品がほとんどと言うことなので、追いつめられて作った(セカンドアルバムが非常にそう感じる)というのがなくて、非常にのびのびとしたアルバムではないかと思います。

1位:女呼んでブギ
 いやーこの歌は男の気持ちをそのまま歌った感じで私は大好きです。曲調も非常に明るく、「酒飲んでやっちゃたよー。あははは。」っていう悲壮感のなさがいいですな。まさに大学生のノリって感じ。

2位:今宵あなたに
 原坊のことを歌った曲みたいです。なんか曲調は暗いです。私が好きなのは「寄る年波に恥じらいさえも〜間違いさえも起こしそうな恋」の語呂です。非常に気持ちよく口ずさむことが出来るので好きです。

3位:瞳の中にレインボウ
 この歌はつきあい始めた2人を連想させる歌なところがお気に入りです。特に「さめた紅茶を飲みながらあなたと話すのもいいけど」というところが大好きです。つきあい始めってこんな事がありますよね、話に夢中になってしまって料理が冷めるとか・・・。

TEN・ナンバーズ・からっと
(1979年4月5日発売)

 桑田さん本人「駄作って言うか根性入っていない。」と言っているようにこのアルバムは私も駄作だと思います。このアルバムはほとんど聴きません。でも、よくよく聞いてみるといい曲が入っているんですよね。って、これを書いているときにそう思ったのでした。歌詞に意味不明のマークでごまかしているのも、直接に書くとまずいからとるか、それとも忙しすぎてごまかしたととるのかは個人の自由ですね。私は後者だと思いますけど・・・。

1位:Let It Boogie
 この曲はいい。なにがいいって、はちゃめちゃな所。歌詞についてはコメントはしないけど、うたったとき歌詞が流れるようなリズムで口からでてくる感じがとても好きです。歌詞を覚えないと絶対について行けない早口歌詞がこの曲の最大の魅力だと思います。

2位:いとしのエリー
 私はサザンのデビュー当時のことを知らないので、デビュー当時にコミックバンドとして見られていたのが信じられないのですが、この曲が世間の目を変えたという偉大な曲だと言うことです。歌が始まる前の最初のイントロの部分を聞くと何とも言えない気分になる曲です。

3位:思い過ごしも恋のうち
 この曲のリズムが好きです。歌詞的には訴えるものがあまり無いと思いますが・・・。

タイニイ・バブルス
(1980年3月21日発売)

 私はこのアルバム大好きです。非常に出来がいいと思います。このランク付けもかなり悩みなした。どれもこれもいい曲ばかりです。

1位:タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
 桑田さんの曲はさびがいいと私の場合だいたいそう言ってすましてしまうのですが、この曲に関してはさびの前の部分のリズムがいいと言っておきます。出だしの「タバコ・ロードであったSexyばあちゃん〜」のメロディがこの歌で一番好きです。さびのC’monの部分もリズムカルで好きですが・・・。

2位:TO YOU
 この曲は数多くある桑田作曲の中にも類を見ないメロディだと思います。私はこの歌を聴くと不思議な気分になってしまいます。

3位:松田の子守唄
 私の大変好きな歌です。「愛されたいならとまどいもするだろう」という部分が特にお気に入りです。

・・・あかん、3位内じゃおさまらん・・・・。
同3位:働けロックバンド
 テレビにでることに疲れたサザンを歌った歌です。「そりゃしんどいもんでんねん・こりゃどうもしゃあないねん」の本当にどうしようもない様があらわれていて好きです。これを帰宅途中に聞くとまたしびれるんだこれが・・・。

ステレオ太陽族
(1981年7月21日発売)

 私はこのアルバムはあまり聴かないです。好きな曲も多く収録されているんだけど、好きじゃない曲がそれをじゃましているという感じで・・・。

1位:ラッパとおじさん
 このアルバムで一番はなんと言ってもこの曲!!歌詞内容は英語嫌いの私にとっちゃなんのことかわからんけど、このリズムは最高です。後半の「I don’t cry anymore〜」の囃子はサザンがグループであることを感じさせてくれて大変楽しい気分にさせてくれます。

2位:朝方ムーンライト
 なんか寂しい曲調の歌ですが、メロディ的には最上級の曲だと思います。

3位:ステレオ太陽族
 街とか歩いていて素敵な女性を見たりするとこの歌の気分になってしまいます。

同3位:My Foreplay Music
 早いリズムと歌詞の語呂が好きです。ただそれだけなんです・・・。

ヌード・マン
(1982年7月21日発売)

 このアルバムは私の大好きなアルバムの1つです。とりあえず、このアルバムは非常に出来がいいと思います。とにかく私のこのアルバムの曲が好きなので、ベスト3を選ぶのにはかなり苦労しました。まあ、とりあえず3曲選びました。

1位:Just A Little Bit
 この曲は最後の英語だけの歌詞の所からが、最高ですね。バラード曲の中で最高傑作のうちの1つだと思います。

2位:Oh!クラウディア
 この曲でいつも惜しいと思うのは、前の曲の最後の歓声が最初の部分に入ってしまっていると言うこと。ベスト版のバラッドにも歓声が入っているのはちょっとやるせないです。

3位:DJ・コービーの伝説
 私の中・高校が小林克也の出身校っていうただそれだけの理由で選びました。でもリズム的にも好きです。歌詞的には最後の方の「あのBeatles、play some More」の所も、桑田さんの想いがこもっているようで好きです。

綺麗
(1983年7月5日発売)

 このアルバムはいろいろな雰囲気を持った曲が入っていて聞いていると楽しいです。しかし、私はあまり聞かない・・・。

1位:マチルダBABY 
 この曲はめちゃくちゃ好きです。この曲を聴くとなんかしらんけどリズムに合わせて手をたたきたくなります。さび部分も好きですが、さびにはいる前の「今ここで俺捕まっちゃあ ミイラ捕りまでミイラかも I Say」の語呂も好きです。


2位:NEVER FALL IN LOVE AGAIN
 イントロが好きです。高校時代はもっとテンポの速い曲が好きだったんですが、最近こんなゆったり調の曲が好みで、かなり年を感じます。桑田さんも「お気に入りだったRay Charles」という部分を書いているときにはまさか本物がサザンの曲を歌うとは考えもしていなかったでしょうね。

3位:旅姿六人衆
 最後のLalalaの部分が好きです。前はとてもすきでよく聴いていた曲です。メロディ的にも好きなのですが、この曲を聴くとなぜかサザンがさようならと言っているような気分になるんです。どうしてかよくわからないのですが、4年ほど前にドキュメント(サザンに無関係)か何かで、寂しい部分にBGMとして使われていたのがどうやら原因のようです。

人気者で行こう
(1984年7月7日発売)

 このアルバムはよく聴きます。このアルバムと世に万葉の花が咲くなりのアルバムと雰囲気が似ていると感じるのは私だけだろうか?CDのジャケットが両方赤中心だからそう感じるのかな?

1位:メリケン情緒は涙のカラー
 ストーリー調になっているこの曲は「死体置き場でロマンス」の前身とも言える曲だと思います。この曲は答えがでていませんが・・・。私の好きなフレーズは「産業道路にて待てとの連絡は〜」の部分です。何とかして彼女はどうして消えたのか、起承転結でまとめて欲しかった歌です。

2位:ミスブランニュー・ディ
 「Yes、I know,She’s right on time」に入る前のOhhoho(歌詞には書かれていないでーす)の部分が私のお気に入りです。今時の女の子のことを歌った歌ですね。

3位:よどみ萎え、枯れて舞え
 次々と言葉がでてくるところが好きです。特別早口の歌というわけでもないのですが、「不思議な友情もなんの愛情もケセラセラ」のメロディの歌詞部分はこの曲のお気に入りの所です。

KAMAKURA
(1985年9月14日発売)

 大好きなアルバムの1つです。今もかなり聞きます。2枚組なので1枚ごとにベスト3を書きました。

1枚目
1位:愛する女性とのすれ違い
 歌の最初の部分の歌詞がお気に入りです。本当にどうでもよくなるとこんな感じになるんで・・・私の場合・・・。もちろんこの曲のしっとりしたメロディも好きです。

2位:吉田拓郎の唄
 この歌の歌詞が大好きです。「俺なら過去など語らない 男の気持ちで思う」「美徳のつもりが罪ばかり」などあげるときりがないほどお気に入りのフレーズがいっぱいで、けなしているようで崇めている感じが大変好きです。

3位:死体置き場でロマンスを
 この歌を初めて聴いたときは、どんどんストーリー展開していく歌詞に感動を覚えました。たった4分間に結末まで持っていくのは結構難しいことだと思います。最近歌の傾向として、自分と恋人と言う2人称までしか登場しない単純な構造の歌が増えているそうです。しかし、この歌は自分、愛人、妻、妻に頼まれた刺客(?)と今の歌にはない複雑な関係で歌詞が成り立っていて、桑田佳祐の偉大さを感じます。

2枚目
1位:Bye Bye My Love
 私のサザンとの出会いはこの曲からです。(実際本気ではまったのはみんなのうた以降ですが・・・)小学校6年の時にいろんな所で有線でかかっていて、この曲を聴くと小学校の時のことを思い出します。

2位:夕日に別れを告げて
 この歌を聴くと高校の時のことを思い出してしまいます。私にとってはいい思い出と悪い思い出が思い出される歌です。

3位:怪物君の空
 生きのいいテンポが好きな曲です。歌詞の内容はいまいちわかりませんが・・・。

NIPPON NO ROCKBAND

 全て英語だけで書かれた歌詞で異色のアルバムです。確か、レコード大賞のアルバム大賞をとったと記憶しているんですが、そのへんの記憶は定かでないです。ベスト3をとりあえず選びましたが、曲のリズムで好き嫌いを判断しているのでコメントは多くかけませんでした。

1位:I'M A MAN
 このメロディはかなり好きです。日本語の歌詞でサザンでもし出していたらこのメロディならかなりいける曲(人気が出ただろうと言うこと)になっていたとおもいます。

2位:RED LIGHT GIRL
 さびの歌詞の語呂が歌いやすくて私は好きです。

3位:YOU NEVER KNOW
 さびの「Maybe she loves〜」のやる気なさのメロディが好きです。

Keisuke Kuwata
(1988年7月9日発売)

 サザンとは違った雰囲気を持つアルバムで、このアルバムを初めて聴いたときはかなり衝撃を受けました。

1位:悲しみのプリズナー
 アルバムを聴くときは必ず1番の曲から聞くものですが、このアルバムを最初に聴いたときに1番目のこの曲の雰囲気に衝撃を受けました。今聞いてもそのとき衝撃を受けたときの感動がよみがえってきます。

2位:路傍の家にて
 「加えて間接直接の愚例」に代表されるような歌詞を覚えないと決して歌えないような早口がお気に入りです。

3位:遠い街角
 優しいメロディが素敵な名曲です。

Southern All Stars
(1990年1月13日発売)

 当時はこればっかり聞いていたという思い入れのあるアルバムです。限定で時計が付いていたんですが、電池がなくなって表示されなくなったので、どうにかして電池を入れ替えてやろうと悪戦苦闘しましたが、結局無理だと悟りあきらめたという思い出もあります。歌詞カードが豪華(サザンの中では・・・)なので、この部分は是非継承して欲しいと思うのですが・・・。

1位:逢いたくなった時に君はここにいない
 振られて落ち込んだ時に聞いてとことん落ち込むか、めちゃくちゃHappyな時に聞く事が出来ないような曲です。私の場合、振られたときによく聞いていたのでかなり思い出がこもっています。

2位:YOU
 この曲を聴くととても楽しい気分になります。potionに代表される韻をふんだ歌詞が好きです。

3位:悪魔の恋
 曲調はかなり暗いイメージですが、歌詞の語呂が大好きです。

稲村ジェーン
(1990年9月1日)

 映画とリンクさせた作りになっているアルバムですが、私は気に入りません。どの曲もすばらしい曲なのですが、曲の前後にセリフが入っているのがどうも我慢できないのです。せめて、セリフと曲のトラックを別にするなどの対処をして欲しかったという心残りなアルバムです。

1位:稲村ジェーン
 このメロディは最高だと思います。歌詞はスペイン語なのでなんのこっちゃわからないけど、全体的に良い感じに口ずさめるので好きです。隣に和訳が書いてあるけど、あれはちょっとどうにかならなかったのかなって思います。「だから!」「だめだ」なんて言う言葉は桑田さんは決して使わないと思うんですけど・・・。最後の「決して迷ってはいけない」なんていうのは昔の青春ドラマじゃないんだからって言いたくなります。

2位:希望の轍
 最近はコンサートで必ず演奏される曲になりました。非常にリズムカルで踊りたくなる歌です。

3位:東京サリーちゃん
 この3位に対して文句を言う人もいるかもしれないけど、私はこの曲が好きです。非常にダークな感じのする曲ですが、韻をふんでいるのが非常に良くて耳に残るというか、桑田の作詞だと実感できるから好きなのかもかもしれません。

フロム イエスタディ
(1992年6月27日)

 このアルバムはサザンのアルバム早く出ないかなと言う気持ちがうずうずしていた時に、不意を付かれて出たアルバムだったという思い出があります。私のあまり好きな曲が入っていないと言うのもあって、最近はあまり聞きません。

1位:SHE'S BIG TEASER
 非常に元気のある曲ですきです。最後の「Just a man,heart in his hand〜」のしつこいほどの繰り返しが私のお気に入りです。

2位:LADY LUCK
 英語弱いので内容についてはさっぱり理解してませんが、ゆったりしたメロディが優しい気分にしてくれるのが好きな理由です。

3位:ONEDAY
 寂しい曲ですが、KUWATABANDで出したシングルで私の一番お気に入りはこの曲です。

世に万葉の花が咲くなり
(1992年9月26日発売)

 このアルバムは残念ながら好きではないんです。その理由は他のページで書いている通りです。同じ言葉を繰り返す曲が多すぎてやる気ないのかと思ってしまいました。今まではそんな繰り返す曲はなかったので結構がっかりしたのを覚えています。

1位:ニッポンのヒール
 早口の歌詞で桑田ミュージックの醍醐味というような曲です。恥ずかしながら私はこの曲を歌うがためにかなり聞き込みました・・・。

2位:せつない胸に風が吹いてた
 「I wonder if we can be right?〜」のところが特にお気に入りの曲です。

3位:君だけに夢をもう一度
 この曲はかなり前から年越しライブなどで歌われていたので、カラオケにCDとして出るよりもかなり前に入っていたという記憶があります。

孤独の太陽
(1994年9月23日)

 今私の一番好きなアルバムです。サザンのアルバムとは違った大人の男性という雰囲気のするアルバムなので好きです。あと、ツアー「さのさのさ」で12月31日のコンサートに行けたというのが、さらにこのアルバムを好きになった原因の一つでもあります。

1位:JOURNEY
 非常に心にしみる名曲だと思います。NHKの桑田佳祐の特集を見てさらにこの曲に対する思い入れが強くなりました。

2位:飛べないモスキート
 やはりこの曲のリズムが好きな一番の理由です。歌詞的には「いつか大空に架かる虹を待っている」「灯る蝋燭をかばいながら生きている」のなにか人間の弱さを歌ったところが好きです。

3位:すべての歌に懺悔しな!!
 まあ、この歌で92年の年末は波乱含みでしたね。12月31日も某歌手がなぐり込みに来るとかスポーツ紙に書いてあったので結構楽しみにしてましたが・・・。結局、歌詞の内容どおりにお捕まりになられました。

Young Love
(1996年7月20日発売)

 私はソロ桑田佳祐「孤独の太陽」を継承したような印象を受けました。個人で開いているホームページには必ずと言っていいほどこのアルバムの感想があるので、それでも読んでください。(なんか投げやり・・・)気分が乗ったら書くことにします。なんか気分がのらん。

1位:Young Love(青春の終わりに)

2位:汚れた台所

3位:太陽は罪な奴


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