Ricoh FF-1s

仕様他

レンズ
リケノン 35mm F2.8 3群4枚構成

フォーカス
目測、前玉回転フォーカス

ファインダー
アルバダ式フレームファインダー

シャッター
コパル電子シャッター 2 - 1/500
フラッシュをアクセサリーシューに取り付け時はマニュアル絞り可能、シャッター速度1/30となる
セルフタイマーつき SRまたはLR44 2個使用

露出制御
電子シャッターによる

大きさ
巾 107mm 高さ 66mm 奥行き 35.5mm ボディ収納時

質量
230g

-Example

概要-overview

 1978年にリコーから発売されたFF-1は、レンズを沈胴し折り畳める構造を取った超コンパクトカメラ。FF-1sは電子レリーズとすることで電池切れの際はカメラが動作しないように改めるなどの改良と共に、デザインをややオーソドックスなカメラらしく小変更を施され1980年に発売したモデル。ミノックス35と酷似しているが、リコーでは偶然の一致との説明。ちなみに、初代ミノックス35ELのデビューは1975年である。

 ピント目測、AE機、セルフタイマー付き。

印象-impression

 今見ても小さくてキュートなカメラだ。ポケットにも入るので、一時はどこに行くにも連れ出していたくらい。ただ、サイズの割にはちょっとズシッと来る感じはある。外装はプラスチックだが、シャシーは金属製で、持ったときの剛性感は高く耐久性には気を配っている。デザインそのものはオリジナルFF-1の80年代的モダンさの方が好みなんだけどね。

 カメラとしての機能はそこそこだ。レンズに特筆すべき性能はなく、描写も平凡、露出はフルオートでミノックス35やキエフ35のような絞り優先でもないし、露出補正機能もない。ファインダー内の情報もブライトフレームと手ブレ警告ランプだけ。

 シャッターは軽く節度感もある。シャッター音は囁くようで当然ながらショックはほとんどない。理想的なスナップカメラの資質を持っている(かつてパンチラ用カメラと言われたことも(笑))。ポケットやカバンに詰めて、いつでも持ち歩ける。ちょっとしたお出かけの時にはいい感じ。

 露出は正直言ってネガなら使えるというレベル。ピント目測機なのにプログラムAEは暗いとすぐに絞りを開けてしまうのが辛い。せめてシャッター優先だけでもついていれば、、、と思う。描写も絞り込んだ時はかなり改善されるのだが。

 Dai-changの個体はちょっと巻き上げに問題があり、コマ間が異常に狭かったり重なっていたりする。ゆっくり巻けば重なることはないけれど。

 *EOS7購入資金の一部として売却しました。皮肉にもリコー・キャプリオG4wideの導入と共に出番が全くなくなりました。(2005.2追記)

評価-evaluation

○ … 小ささ、軽さの割に高いしっかり感。動作音の小ささ。

× … 全体に今一歩な性能。この手のカメラでは仕方ない華奢な機械部分。

お勧め度(満点★10個)
★★

意外に相場が高いし、これなら超コンパクト系デジカメでいいかな、、、と。
お金があるならミノックスにしましょう。レンズの性能が違いすぎます(笑)。安いのがいいならオリンパスXA2という選択肢もありますよ。

お気に入り度(満点★10個)
★★★★★★

不満が沢山ある割にはよく連れ出してます。やはりこのお手軽感は良いですね。

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