もんじゃ焼きは、東京の下町と埼玉県東部、群馬県東部と栃木県南部で見られる料理。もともとは、主に間食として供された。小麦粉を溶かす水の量がお好み焼きに比べてはるかに多く、タネ(汁のこと)にソースなどの調味料を一緒に混ぜ込んでしまうのが特徴である。タネの水分が多い分、食感は鉄板に接する外部はパリッとしているが、中はトロッとしている。一般的な呼び方はもんじゃと略されることが多い。明治時代には記述があったと伝えられるが、起源は不明。1819年刊『北斎漫画』に、「文字焼き屋」の挿絵があり、この時代既に江戸にもんじゃ焼きに類するものがあったことが分かっている。焼くときにタネで文字を書いて遊んだことから「文字焼き」と呼ばれ、それが「もんじゃ焼き」となったとの説が有力である。東京では、東京都台東区浅草近辺が発祥地という説が根強いが、群馬側では、発祥地は群馬であり、特産品のうどんを作った際の余りのうどん粉を水で溶いて焼いたのが起源だと主張している。いずれにしても、広く認知されるまでは、東武伊勢崎線沿線のみにあった料理であった。東京でも、下町の江東区・台東区・北区周辺では多く食べられているが、山の手地区での浸透は低い。出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』文字焼きがルーツというのも、頭でっかちな東京らしい。
深川めしは、醤油などで煮たアサリを、 茶碗や丼にのせたご飯にかけた、いわばぶっかけ飯の一種。 数少ない東京のご当地グルメだ。 隅田川の河口あたりは、アサリがよく取れたため、 江戸時代末期に江戸深川の漁師が食べたのが由来。 漁獲が豊富で単価が安く、調理が簡単なため素早く出来、 さらに素早くかき込むことができることが好まれた。