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[ 耳フェチ ]
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息子が耳フェチになってしまった。
ちょっと前から指しゃぶりがはじまって、愛情不足なのかと危惧していた。まだ赤ん坊が生まれる前なのに、こんなことでどうすると思っていたのだが、さらに指をしゃぶるときに自分の耳たぶを触るようになってしまったのだ。でもその分夜なんか大人しく寝てくれるようになったので、ま、いっかとしばらくほっておいた。(やめさせようとしても無駄だし。)
そしたら、そのうち私の耳を触ってくるようになったのだ!しかも必ず左耳。なぜに?確かに私の耳は自分で言うのもなんだが、やわらかい福耳だ。ちゃんと米粒も乗る(*1)し、白玉だんごを作るときには重宝する(*2)。 しかし、息子はいつどこで私の耳の手触りがイイと気づいたのか。そもそも自分の耳を触るようになったきっかけは何なのか。ナゾは深まるばかりである。
それはともかく、いい加減にやめさせないと、左耳ばかり大きくなったりしたらどうしようと心配だ。今でもひりひりしてるし。寝ているときも、無意識に触ってくるし、はっきりいってうっとうしい。おっぱい離れが完全じゃないために、さわり心地の似ている耳たぶへと移行したのだろうか。「ライナスの毛布」のようなものか。
こういうとき(というのは例えばなかなかオムツがとれないとか肉を食べないとかじっとしていないとか)、もっと真剣に悩まなくちゃいけないのかなぁ、と思いつつ、めんどくさいのでついそのままにしているけど、本当は育児相談とかしたほうがいいのかなぁ。子育てHPとかだと、みんなそういうことでいちいち悩んでいるんだよね。うーん、難しい問題だ。
*1 本当の福耳とは、ただ単に大きいだけではだめなのだ。耳たぶに米粒がたくさん乗る耳が本当の福耳。 *2 白玉だんごをつくるとき、生地の柔らかさをはかるのに「耳たぶくらいのやわらかさ」でつくるのがベスト。
2002/06/24(げつようび)
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[ 嗚呼、W杯! ]
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はっきり言ってサッカー音痴の私だが、やはりこの国をあげてのイベントには少なからず関心を寄せている。関心のベクトルはおもに選手のルックス方面だけれど。イタリアもいいけど、スペインもなかなか。特にあのGKは美しい!いわゆるラテンのコテコテ顔の髭ボーボーのアゴ割れは苦手だけど、同じラテンでもさっぱり系のつるりん顔はイイ!
ま、それはさておいて。 前回のフランス大会のように時差がないから、夜中に起きて眠い目をこすりながら、あるいは気づいたらもう試合は終っていたというようなことはないのでありがたいが、日本戦はぜひナイターにやってもらいたい。 なぜか。仕事にならないからである。もちろん私がそんなに熱中して見るわけじゃない。社長である。こういうお祭りが大好きなので、オリンピックのときも会社のテレビはつけっぱなしだった。 問題はテレビの位置である。私の机のすぐ横の壁際に置いてあるので、はっきり言って仕事にならないのだ。それでも他の国の試合なら社長もそんなに熱くならないのでいいのだが、この間の対チュニジア戦のときなどは私の横に椅子を持ってきて陣取ってしまうのには閉口した。 「きみももう今日は仕事やめちゃいなさい」などと経営者にあるまじきことを言い出し、「電話は留守電にしておこうね」「誰か来たら追い返していいから」とまで言う。 ふだんなら、これ幸い、ハイそうですかと一緒に観戦するところだが、今は産休前に済ませなければいけない仕事に追われていてそれどころじゃないのだ。はっきり言ってテンパっている状態でのサッカー観戦はつらいものがある。
もう一度言う。日本戦は是非ナイターでお願いしたい。
2002/06/17(げつようび)
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[ 熱燗 ]
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私の会社の社長は、無類の酒好きである。一時、控えていた時期もあったのだが、最近また酒量が増えつつある。なぜ分かるかというと、お酒を飲んだ翌日の様子で酒量が測れるからである。 1 まだ電車がある時間に家に帰り着いた場合。午前休。朝10時ごろ会社に「午後になるから、よろしく」と電話がかかってくる。 2 なんとかタクシーで家に帰り着いた場合。休み。昼頃に電話がかかってくる。「僕、今日だめみたい。休むからよろしくね」 3 とうとう家に帰れずに、会社の応接セットのソファーで寝ていた場合。使い物にならない上に、邪魔。 お客がくることになっていたりすると、下手に家に帰って、会社に来られなくなると困ると思うらしく、会社で寝てることが多いのだが、そういう場合は「どうせ会社で寝るのだから」と深酒をするので、結局使い物にならないという悪循環なのだ。 朝、私が会社に来て、鍵を開けようとすると、既に鍵が開いていることがある。そういう時は、必ず応接室で社長が爆睡しているので、決して応接室のドアを開けてはいけない。見なかったことにして仕事をしてると、昼頃ごそごそ起き出してくる。酒くさい。明け方まで飲んでいたのだから、まだ全然酒が抜けていないのだ。こういう時は、無理難題を吹っかけてくるので、目を合わせないようにする。冬にところてんを食べたいと言ってみたり、まだ昼なのにおいしい刺身で酒が飲みたいと言ってみたりするのだ。 お客がくることになっているので、こちらとしてはなんとか酒を抜かなくてはいけないので、水を飲ませたり食事をさせたりする。 私の経験上、濃い緑茶などは二日酔いに効くと思うのだが、社長の酒量はハンパなじゃないので、これが裏目に出る。体の水分の80%はアルコールになっているので、温かいものを飲ませるとそのアルコール分が暖められて、いわゆる「熱燗」状態になってしまって、せっかく抜けてきていた酔いがまた戻ってきてしまうのだ。 そんなばかなと思うかもしれないが、これが本当なのだ。私は実際にこの目で見た。みるみる顔が赤くなってきて、ロレツが廻らなくなってくる。人間の体って面白いなぁと感心している場合ではないので、あわてて氷を山ほどぶちこんだ濃いアイスコーヒーなどを飲ませることになる。 本当に手がかかる。仕事だから我慢してやっているが(いや、よくよく考えると本来私がやる仕事ではないのだけど)、これが父親だったり夫だったりしたら、張り飛ばして後ろから飛び蹴りでもしてやりたいところだ。
2002/06/04(かようび)
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[ 命! ]
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息子がまたくだらないことを覚えてきた。
テレビで何かの事故のニュースを流していた。「・・・命に別状はない模様です・・」 それを聞いて、
「いのち?」 と反応した息子は、すかさず「いのち!」と言いながらTIMの「命」をやってくれた。まだ片足で立つのはできないので、片手が壁についているのがお子ちゃまである。
これもまた「じゅんじゅん」の教育の賜物らしい。 なるべくくだらない番組とか見せないようにしてるのに、勝手に覚えてくるのは止めようがない。保育園というのはありがたいけど、こういうのはナニですな。
2002/06/02(にちようび)
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