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♪- にっきちょう -♪

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[ あさって ]
3歳くらいの子供というのは、まだ世界が狭いし、ボキャブラリーも貧困なのに、自分の知ってることだけで済ませようとするから、かなりおかしなことになる。

息子と雑談をしていて(というとなんだかすごいが、要は私が息子に向かって独り言を言っているだけか?)、「赤ちゃんはいつ生まれるかなぁ。明日かな、あさってかな」と言うと、
「あさって?」
と息子が聞き返し、走ってキッチンへ行った。そしてなにやらごそごそやっていたが、手にのり巻きを作るときの巻き簾を持って戻ってきた。そしてそれを広げると
「あ、さて、あ、さて・・・」
「・・・・・」
3歳児のみごとな(?)ボケっぷりに、さすがのツッコミ名人である私もしばし絶句したが、3歳児とはいえ、ここはひとつきちんとツッコんでやらねばなるまいと
「その‘あさって’ちゃうがなー。それは南京玉すだれ!」
とツッコんでみた。
ま、本人はわかってなかったみたいだけど。

ここで、なぜ息子は「南京玉すだれ」を知っていたかという疑問がわくと思うが、以前、保育園に大道芸人みたいな人たちが来て、手品やなんかと一緒にやってくれたらしいのだ。しばらくは家に帰ってくると「あ、さて。あ、さて」と巻き簾で遊んでいたものだ。まあ、似てるといえば似てるかな。

つまるところ、子供の発想が面白いというのは、世界が単純で狭いってことだよなと思う今日この頃。
2002/08/04(にちようび) くもり


[ クーラー ]
妊婦でなくても、今年の暑さはかなりなものだと思う。
まして今、私は臨月。はっきりゆってあっためた巨大なスイカを抱えて日々生活しているようなものである。

なのでほぼ24時間、我が家のクーラーは稼動中だ。嗚呼、来月の電気代の請求が恐い。会社で仕事をしている時は、昼間は全然使わないわけだから、夜、帰ってきてからいくら一晩中つけっぱなしにしていても電気代もそんなではなかった。しかし、今は一日中家にいるのではっきり言ってうなぎのぼりだろう。ヒートアイランド現象に一役買っていると思うと、環境破壊もしてるんだなぁと反省するが、やめられない。集合住宅ということもあるだろう。大きな一軒家だったら、風も抜けるというものだが、しがないマンション暮らしでは、周囲の家の室外機からの温風も加わって、窓を開けていても全然涼しくない。
洗濯を干す間、窓を開けるのもイヤ、掃除機をかける間、換気をするのもイヤ。もうクーラーなしでは一時間も生きていられない体になってしまった。

いつからこんなにヤワな体になったんだろう。
たぶん他の人と同様、仕事を始めて、夏は一日中クーラーの中にいるようになってからだろうな。だって、小・中学生のときなんか、クーラーのない教室で授業を受けていたし、運動会の練習とかも炎天下でやっていた。飲むものは水道水だけ。それでなんとかやってこれたんだもん、すごいよな。
高校時代も公立高校だったので、もちろんクーラーはなかったけど、校内にジュースの自販機があったし、学校帰りにアイスの買い食いもできた。それでいくらか楽になったと思う。運動部でもなかったから、炎天下で何かやることもなくなったし。
大学に入ると、夏休みは長いから暑い間は授業がないし、バイトにいけば涼しいし、自分の部屋にもクーラーがあったので、家にいる間は部屋で涼んでいた。
ここらへんから、私の転落人生が始まるんだな。もう、クーラーなしではいられない。それでも実家にいる間は、親がうるさいので、つけっぱなしということはできなかった。夜はタイマーで切れるようにしたりしていた。
ところが、暑がりのだんなと結婚して、しかも自分で働いたお金で生活していると、人間気持ちが大きくなって「今、クーラーをいれずにいつ使うんだ。自分で稼いだ金で涼しくなってどこが悪い」という気持ちになる。そして夏はクーラーつけっぱなしという生活になってしまった。
本当はよくないんだけどね。子供も、汗をかいたほうがいいんだけど。なかなか・・・
反省しつつ今日もクーラーのきいた部屋で昼寝をしてしまった。快適だなぁ。
2002/08/03(どようび) はれ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:くくみ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]