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[ 読み聞かせ ]
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絵本の読み聞かせは難しい。感情を込めて読まなければいけないが、過剰な演出は控えたい。子供なりの解釈が入る余地を残しておくべきだと思うからだ。 できれば子供に読んであげる前に一人で読んでみるのがいい。大まかな演出を決めておくのだ。子供は気に入ると何度でも「読んで」とせがむが、そのたびに違う読み方をしないほうがいい。できるだけ同じ口調でゆっくり読んであげるのがベストだ。それが字のない絵本でも、できるだけ前回と同じ読み方をしてあげたい。そうすると子供の理解が早い気がする。そして何度も読んで、内容を理解したようなら、絵本の少し違う部分に注目する。子供が見つけるように促すのもいい。 これが私が3年間で身につけた読み聞かせの極意だ。
ところが、ダンナは読み聞かせがヘタだ。早口で棒読みなのだ。めんどくさいときは適当に省いてあらすじだけを教えたりするので、息子はパパに絵本を読んでもらうと納得がいかないことが多く、結局私がもう一度読むことになったりする。 ヘタだと言うとへそを曲げて読まなくなると思うのでなかなか言えないが、もうちょっと丁寧に読んでやればいいのに。
私は、子供に教えてやれるような楽器もないし、スポーツも得意ではないので、せめて絵本くらいきちんと読んでやろうと思っているのだ。
2002/09/25(すいようび)
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[ タコになりたい ]
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タコになりたいったって、別に育児ノイローゼとか現実逃避とかじゃなくて、切実に。 要は、手がもっとほしいってことなんだけど。
たとえば、赤ん坊におっぱいをあげながら電話したいとか、ご飯食べたいとか、トイレに行きたいとか、背中かきたいとか。ウンチのオムツを替えるときに足をあげておいて、なおかつお尻を拭きたいときとか。 ま、そんなのは、こちらの欲求を我慢すればいいわけだけど。 もっと切実なのは、夜、寝かすときに、おっぱいをあげながら息子に絵本を読まなくちゃいけないときとか、赤ん坊を抱っこしながら息子にご飯を食べさせなきゃいけないとか、究極は、面倒くさいから一緒にお風呂に入れればどんなにか楽だろうと思うのだ。 つまり、手がほしい。せめてあと2本。できればあと4本あれば、大抵のことは一人でできるんだけどなぁ。 あー、タコになりたい。
2002/09/21(どようび)
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[ 思い知れ! ]
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とおーってもムカつくことがあった。 すごくくだらないことだけど。
息子に、自動販売機で、ジュースを買ってやろうと思い、お金を入れたけど、購入ランプがつかない。自動販売機自体には電気がついていて、販売中になっている。おかしいと思ったけど、お金が足りなかったのかと思って、もう10円入れてみたけど、やっぱりランプはつかない。しょうがないのでおつりレバーをひねったけど、出てこない! 息子はすでに購入モードに入っているので、こうなると買わないわけにはいかない。隣の販売機に10円を入れてみた。やっぱり投入金額が表示されない。おつりレバーをひねったけど、こっちもだめだった。都合140円。 はした金といえばはした金だけど、機械ごときにバカにされて黙ってる私ではないのだ。すぐさま自動販売機に書いてある連絡先に電話してみたが留守電になっている。再びムッカー!
ちょうどそのとき、息子が「おしっこー」と言ったので、その販売機の横っ腹でさせてやった。
思い知れ、カルピス!(いや、今はAGFか) 140円の恨みはオソロシイのだ。
2002/09/19(もくようび)
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[ ビール飲みたい! ]
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まだ暑い日が続いている。
冷蔵庫を開けるたびに、缶ビールが私を誘う。思わず手が伸びそうになって、自戒する。今年の夏は妊婦、そして引き続き授乳のためにアルコールはご法度だ。
でも。ビール飲みたい!飲みたいよぅ!
ダイエットと同じで、だめと言われると、余計に飲みたいものだ。普段からそんなにビールを飲んでいるわけではないのだけど、飲めないとなると、急に飲みたくなる。飲んでいる人を見ると、思わず恨めしげな顔をしてしまう。テレビCMも「けっ」てなもんである。
先日、しょうがないので、ノンアルコールビールというのを買ってきて飲んでみたけど、ただの甘くない炭酸飲料であって、決してビールの代わりにはならない。まずくはないが、おいしくもない。そして、そんなもので自分をごまかそうとしたおのれがばかだったというか、非常に情けない気分になった。
これから秋、しばらくは我慢できるが、じきに、鍋料理に冷たいビールがおいしい冬がやってくる。湯気の向こうにじっと恨めしげな視線を感じたら、それは間違いなく私だ。
2002/09/08(にちようび)
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[ 怒り、再び ]
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子供も二人目になると、とかくいいかげんになりがちだが、私はもともといいかげんな人間なので、さらに拍車がかかり、娘には本当に申し訳ないと思う。 生後三週間で、ベビーカーに乗っけられて、まだ真夏の強い日差しが残っている夕方に保育園のお迎えに行かされている。とにかく暑いので、半そでのベビー服を着せ、ひざ掛けも掛けずに連れて行ったら、保育園の先生に「まだ外に出すのも早いのに、何にも掛けずに連れてきたの?!」と怒られた。 そんなこといったって、連れてこないわけにはいかないんだし、この暑いのにタオルなんか掛けたら、死んじゃうと思うんだけど。 確かに、息子のときはそんな無茶はしなかった。一ヶ月を超えるまで、外には出さなかったし、出すときも徐々に時間を増やしていった。秋口なのに、めいっぱい厚着をさせてもいた。ああ、なんて過保護。今思えば、ばかみたいだった。それで自分もがんじがらめになっていて、とても閉塞感があったのだ。精神衛生にとても悪かったなぁ。
ま、それはいいとして。 久しぶりにベビーカーを押していて、息子のときに気づいた舗装道路のガタガタぶりに再び怒っている。ベビーカーを押していると、道路の凹凸が本当によくわかる。普段は全然気にしていない段差があちこちにあるのだ。もう、乗ってる子供は乗り物酔いをするかムチ打ちになるかするんじゃないかと思うような道も少なくない。一体、毎年年度末にあれだけ道路工事をしていて、なぜきれいにならないのだろう。いや、かえってひどくしているのではないか?適当に掘り返して、また埋めてるだけなんじゃないの? 私はまた数年すれば気にならなくなるのだろうが、車椅子の人とか体の不自由な人には一生の問題なんだよなぁ。
2002/09/05(もくようび)
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[ とりあえず ]
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さすがの私も、産後3週間ではそうそう時間も取れないので、日記は滞りがちになる。って出産前からそうだったけど。
とりあえず、何か書こうと思っているけど、何を書こう?
まず、念願の女児出産ということで、かなり気分が良い。一応、産み分けしてみたんだけど、その結果の女児なのか、偶然なのかは結局神のみぞ知るなんだよね。結果オーライだけどもさ。 女児はいいんだけど、今回も私似っぽいので、その点はちょっと残念。自分育ててもしょうがないよな〜。
出産に関しては、安産だったのかいまいち釈然としない。理由はいろいろあるのだが、ここでは差し控える。時間的には、午前8時に陣痛が始まり、10時には入院して、そのまま陣痛が進行し、午後4時に分娩台にあがって、50分後の午後4時50分に無事出産の運びとなったので、安産の部類かなぁ。でも最後はやっぱり力ずくって感じだったし、安産だったと胸を張って言えないんだよね。
立会い出産を希望していたんだけど、結局ダンナは間に合わず、ラマーズ教室は無駄に終わった。しかし、いざ出産となってみると、やっぱりいないほうがよかったみたい。何ができるわけじゃないし、あの雰囲気には男の人は耐えられないような気がする。「立ち会う」覚悟さえしてもらえば、こっちとしてはオッケーだったわけだし。これもまた結果オーライか。
名前に関しては、生まれる前からいろいろ考えていて、最終的には顔をみて決めようということになっていた。それで、顔をみて、決めようとしたときに、念のために調べたら、その名前が前年の名づけベスト3に堂々ランクインしていることがわかり、急遽考え直して、それまでに候補にあがっていたのとは全然違う名前に決まったというドタバタ劇になった。 それも、息子の名前を私が決めたので、「今度はオレが」と鼻息を荒くしていたダンナが土壇場で怖気づき、最後には3つの中から私が決めた。これだから男ってやつぁ。
そんなわけで、出産に伴うドタバタでした。あしからず。
2002/09/02(げつようび)
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