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[ なんでもかんでも ]
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息子の「なになに攻撃」に閉口している。
私のなにげない独り言まで決して聞き逃さず、「なに?今なんて言ったの?」と聞いてくる。「なんでもない」と言っても許してくれない。「だっていま、〈あ〉って言ったでしょう。なになに、なんで〈あ〉って言ったの?」と食い下がる。
あんまりしつこいので「なんでもかんでも聞かないでよ!」 とちょっとキツく言ったのだが、その言葉も見逃さず、「〈なんでもかんでも〉ってまるちゃんのお歌?♪なんでもかんでもみんなって歌うんだよね」とツッコまれた。
もう好きにして!
そうかと思うと、夜なかなか寝ないので、「ちゃんと目をつぶって寝なさい」と言うと、「ママずるい!」と怒る。 「なにがずるいのよ」と聞くと「ママ、目つぶってないじゃない。どうして涼だけつぶるの?」ときりかえされた。 もう返す言葉がない。
2002/11/28(もくようび)
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[ プレッシャー ]
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私は、結婚してから最初の子を産むまでに3年の期間があった。 それは子供ができなかったわけじゃなくて、単に仕事とかもろもろの事情によって、3年経ってしまったのだけど、その間、周りから「子供はまだ?」とか言われたことはなかった。双方の親からしてみれば、聞きたい気持ちもあったのだろうが、催促されたことは一度もなかった。 一人産んだあとも、「二人目はまだ?」とか「一人っ子はかわいそう」とか言われなかった。
ところがである。 二人産んだら、とたんに周りがうるさくなった。急にみんなが「3人くらいいてもいいわよね」と言い出したのだ。それはもう、みごとに口をそろえて言うのだ。 私は二人も産んだし、男と女一人ずついるし、もう打ち止めかなと思っているのだが、そんな私の意向は全く受け入れられず、「3人目」の話はどんどん進んでいく。 なぜだ?なぜ今まで何も言わなかったのに、二人産んだら堰を切ったようにみんなが3人産めというのか?
私なりに考えてみた。 まず、結婚したけど子供がいない場合。今の時代、欲しいのにできないのかもしれないし、産まない選択したのかもしれない。うかつに聞けない。 次に一人だけいる場合。二人目不妊かもしれないし、一人でいいと思っているのかもしれない。うかつに聞けない。 最後に二人いる場合(特に私)。これはもう、子供好きでしょう。不妊ということもなさそうだし、男女一人ずついるし、次はどっちでもいいよね。(男二人とか女二人とかだと、また聞きづらい。) ということで、気軽に「3人目は」というのだと思う。ゼッタイに。
でも、よく考えて欲しい。私はもう二人産んでいるのだ。そりゃ繁殖という意味ではまだプラスマイナスゼロかもしんないよ、夫婦二人で二人の子供じゃあさ。だけど、全然産んでない人だっているんだから、やっぱ順番としてはそっちに聞くのがスジってもんじゃないかしら?
二人も産んだのに、逆にプレッシャーきつくなってて、なんか納得いかないのだ。私に子供産ませたかったら、育児環境を改善してくれい。そうでないと、これ以上は絶対に無理っす。
2002/11/24(にちようび)
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[ つくづく ]
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夜中に娘に乳をやっていて、つくづく考えてしまった。
寝ながら乳飲むのってすごいんちゃうん?
この場合の「寝ながら」というのは二つの意味がある。「眠りながら」と「横になったまま」ということね。 だって、大人になった今、そんなことしようと思ったってできないでしょう?よっぽどの食いしん坊だって、眠りながら食べないでしょう。横になったまま、何か食べられる? もちろん、体の具合の悪い人で、そういう姿勢を余儀なくされている場合は別よ。 百歩譲って、飲み物だけでも無理だよね。やったことないけど。 赤ん坊って、絶対人間とは別の生き物だと思う。あるいは人間が成虫としたら、幼虫みたいなもんだな。全く別のものって考えたほうが精神衛生にいい。同じ人間だと思うからイライラするんだよな。
夜中にモーローとしながら、そんなこと考えた。ばかばかしい。
余談だけど、このあいだ息子が一人で遊びながら「はぁ。ばかばかしい」とつぶやいた。何が?何がばかばかしいの?すごい気になるぅ。
2002/11/15(きんようび)
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[ ふうせん ]
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わけあって今、うちの中はふうせんでいっぱいだ。 ふうせんといっても、ふつうの丸いヤツじゃなくて、ペンシルバルーン。といってもわからないと思うが、よく道ばたでピエロがふくらませてプードルとか作ってる細長いふうせんといえばわかるかな。 ダンナが仕事で使うので買ってきて、練習している。犬とかさるとかライオンとかくまとか花とか刀とかいろいろ。初めは物珍しさから喜んでいた息子も、だんだん興味がなくなってきて、最近は見向きもしない。空気が抜けてきて、出来損ないのおばけみたいになったふうせんがあちこちに落ちている。でも完全に空気が抜けているわけではないので、捨てるに捨てられず、我が家は「ふうせんの墓場」と化しているのだ。 息子は先日、郵便局でただの丸いふうせんをもらったら、えらく喜んで、それが割れてしまったときには大泣きをした。苦労して作ったペンシルバルーンがはじけても顔色ひとつ変えないくせに。こどもって残酷だわ。
2002/11/13(すいようび)
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[ ハム太郎 ]
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息子がハム太郎にはまっている。 うっかりビデオ屋でハム太郎のビデオを借りてしまったのが運のつき。
そもそも今年の運動会のおゆうぎで「ハム太郎ダンス」をしていたのだが、まさかそんなに好きだったとは。。。 ビデオ屋には電車とドラえもんのビデオを借りに行ったのに、ハム太郎のビデオを見つけるとどうしてもそれを借りるときかない。しょうがないので一本だけ借りてやったら、もうエンドレス。一日に何度も何度も何度も何度も見る。 はっきり言ってストーリーなんてないようなもんだし、一緒に見させられる私は非常につらい。まだトーマスかアンパンマンのほうがマシ。アンパンマンの初期の頃の作品はけっこう内容のバリエーションが豊富で面白いのだ。最近のは画像はきれいだが、ストーリーがワンパターンでつまらない。ただ新しいキャラクターを出しているだけって感じ。やなせたかしも枯れたか。
いやいやそれはともかく。できるだけ新しいキャラクターには手を出さないようにしてるのに、まさかハム太郎につかまるとは思わなかった。それでもウルトラマンコスモスとか仮面ライダー龍騎とかじゃないだけいいか。
第一、よくハムスターだけであれだけいろいろ描き分けられるものだと思う。メインキャラだけで、10匹くらいいるのだ。もう名前も覚えたぞ。 ハム太郎・リボンちゃん・こうしくん・タイショーくん・まいどくん(関西弁)・トラハムちゃん・トラハムくん・マフラーちゃん・めがねくん・ちびまるちゃんなどなど。ほかにいつも寝てるねてるくんとかバンダナをかぶっているかぶるくんなどもいる。 名前をつけるのもキツイんだろうなと思う。ストーリーがたいてい夢オチなのはしょうがないが、かごに飼われているハムスターが自由に外に出られるのは納得いかないし、飼われていない「のらハム」がいるのも変。つまり捨てられたってことか。そもそもねずみなんだから、ねずみ算式になぜ増えない?
ああ、ハム太郎地獄から救われたい〜。
2002/11/04(げつようび)
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[ 予防接種 ]
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娘がそろそろ3ヶ月になる。
ということは、これから怒濤の予防接種がはじまるわけだ。 今回は、まずポリオ。これは年二回、春と秋に接種期間が決まっているので、一度のがすと半年待たなければならない。 たまたま時期がぴったりなので、3ヶ月になったらソッコーで受ける。 続いてツベルクリンとBCG。ツベルクリンを受けると二日後にBCGを受けなければならないので、忙しい。 さらに三種混合。これは4週ごとに3回接種なので、これまたたいへん。 あいだで息子のインフルエンザ2回と日本脳炎2回。 はっきり言って、綿密なスケジュールを組まないとかなり厳しくなる。年末年始もあるし。 うちみたいに保育園に入れないのなら、暇なときに受ければいいのだけど、4月の入園までにできるだけ済ませておきたいとなると、ほんとぎりぎりなのだ。
ひー、がんばろー。
2002/11/02(どようび)
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[ 親の心 ]
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あちこちで公言しているが、女の子を産んだのでこれはもう活きのいい着せ替え人形として存分に利用するしかないと心に誓っている。 まだお座りもできないので、実際にはまだ着せ替え人形としてはいまいちなので、あれこれ買い集めている最中である。
ところで、私の母は私が若い頃、一緒に買い物に行くと、必ずフレアのワンピースを勧めた。これなら買ってやるとも言っていた。私はそういう服が好きではないし、第一似合わないのでほとんど彼女の意向に沿うことはなかったが、たまに気の毒になって着てあげることはあった。でもやっぱり似合わないのだけど。母は背が低いのでそういう服を着ることはなく、しかし、とてもあこがれていたようで、それを娘に着せることで解消しようとしていたようだ。
今、私は娘に対して、かつての母と同じことをしようとしているのかもしれない。本人の意向とか、似合う似合わないとは関係なく、私が着せたい服を買っているからだ。
ちょっと反省。
でもやめない。うふ。
2002/11/01(きんようび)
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