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[ プール ]
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この冷夏で、息子は今年まだ一度も保育園のプールに入れない。半月も前にプール開きをしたのに、毎日庭のプールを指をくわえてみているだけというのは、とてもかわいそうだ。
そんな中、駅前の広場でちびっこ広場が催され、電動機関車とか、輪投げとかのアトラクションと一緒に、子供プールが設置されていた。前からチラシを貰っていて、そこにプールがあることとその際には水着が必要であると書いてあった。息子は「絶対に入る」と言っていたが、この気候じゃ入れないなと思っていた。
そして当日、おかげさまで梅雨の晴れ間に恵まれ、青空も見えた。しかし、気温が低い。25度くらいか。しかも風が冷たい。これじゃ無理だなと判断し、息子とだんなを手ぶらで送り出したが、すぐにだんなから電話がかかってきた。
「今、ついたんだけど、プールあるよ」 「知ってる」 「水着が必要だって」 「それも知ってる。だけど、寒いでしょう」 「本人、入る気まんまんですけど」 「えー!」 「まあ、誰も入ってないけど」 「そうでしょう?」 「一応、水着持ってきて」
というわけで、水着を持って行ってみると、すでに10人くらいの子供がプールに入っていた。 「ママ、水着持ってきた?」 息子は早くも着替えモード。 「持ってきたけど、ほんとに入るの?寒いよ〜」 「入る、入る」 しょうがないので、着替えさせて、プールに入れる。
大喜び。
子供っていうのは、なんでああ水が好きかねー。噴水でも水たまりでも見つけると狂ったように駆け出すね。プールなんか入った日にゃ、キャーキャー言いっぱなし。すごいテンションだ。
しかし、さすがに寒かったようで、15分くらいしたら、自分から「出る」と言ってあがった。もちろん唇はムラサキになっている。だから、そうまでして入るなっつーの。
2003/07/30(すいようび)
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[ たこ焼き ]
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最近の息子のブームは「たこ焼き」。しかもたこ抜き。なんじゃそら。 うちにたこ焼き器があるので、週末の夕飯は息子のリクエストによりたこ焼きになることがある。まるで大阪人のようである。ただし、たこ焼きをおかずにご飯を食べたりはしない。
最初はたこを入れたたこ焼きを律儀に作っていたが、最近はすれてきてたこ焼きと言いつつ、具はたこだけではない。ウインナ―・チーズ・コーン・ブロッコリーなどなど。冷蔵庫のあまりものをどんどん片付ける。これが結構うまい。夏は、これにビールと冷奴で決まり。手抜きの料理だ。
さて息子は、たこ抜きたこ焼きを食べるが、熱いのが苦手なので、たこを抜いたあとのたこ焼きをさらに分割して冷ます。すでにたこ焼きの原型をとどめていない。ただのメリケン粉のかたまりだ。うまいのか、それ。 ま、機嫌よく食べているんだからいっか。アバウトな母に育てられると、舌が雑になる。
2003/07/27(にちようび)
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[ 日本語(?) ]
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会社に「国語問題協議会」というところから書籍注文の封書が届いた。そのことはどうでもいいのだけど、封筒の後ろの住所を見て、私はひっくりかえった。 まあ、国語問題協議会なんだから、当然といえば、当然だ。ここって、外来語を日本語に訳そうっていう運動をしていたところだっけ?
ともかく、全部日本語だったのだ。 まず「住所」。これはまあ、いいよね。「アドレス」とか書くとすかしてるみたいだし。 次に「電話」これもまあいいか。最近は「TEL」とか書く場合もあるけど。 そんで次からがちょっとどうもなーと、思う。「電送」。分かる?「FAX」のことなの。まあ電話で送るんだから電送か、なぁ? さらに「電郵」。でんゆう?辞書にはない。調べたから分かる。これは「メールアドレス」のこと。電子郵便ならあるけど、それは、FAXみたいなやつだっけ?「電郵」って……。 極めつけは「電網頁」。ここまでくるともうやけくそって感じがするのは私だけ?ホームページアドレス、URLのことだけど、そりゃ、日本語にすればそうなのかもしれない。う〜ん。でも無理があるような……。もっと粋な訳はないものだろうか。まんまっていえばまんまだし、いいけどさ、ひねりがないよね。頭でっかちの学者が集まって決めたんじゃないの?と疑りたくもなる。
最近の妙な日本語崇拝路線はいただけないと常々思っている。これなんか、その最たるものだ。
2003/07/17(もくようび)
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[ 熱 ]
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娘の目やにがひどく、心配していたのだが、他の症状がないので、薬局で買った目薬をさして様子を見、医者に連れて行かなかった。でも、どんどんひどくなり、ついに朝起きると目が開かなくなるほどになってしまったので、保育園の帰りに(その日の朝から連れて行かないところが鬼母である)小児科(本来は眼科かと思うが、仕事帰りにやっている眼科がないので)に連れて行った。 結果、風邪からくる結膜炎ということで、風邪薬と目薬を出してもらった。その目薬をさすとすぐに良くなった。やれやれ。熱が出ないのでどうも見逃すなぁ。 ところが、今度は足の親指に水疱を発見!手足口病か?と思ったけど、やっぱり熱がないので、違うかもと自分に都合のいい解釈をしてほっておいた。しかし、食事を口から出すし、ミルクも飲まない。加えて夜中に泣き出したので、やっぱり具合が悪いようだった。なので、また保育園帰り(朝から連れてけよ!)に小児科へ。案の定手足口病。口の中をよく見たら、舌の付け根がただれていた。また見逃していた。でもやっぱり熱はなく、症状も軽いので登園していいそうだ。 娘はとにかく熱を出さない。出したことがない。もうじき1歳になるが、このままでは0歳児の登竜門「突発性発疹」もやらないかもしれない。いや、やってるのに見逃しているのか?!保育園は皆勤賞だ。0歳児にはありえない。先生も「まおちゃん、熱出しませんよね〜」と感心するくらいだから、本当にすごいのだろう。 熱を出さないというのは、働くママにとって、なによりありがたいことだ。娘には感謝しなければならない。
2003/07/16(すいようび)
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[ スター・フェスティバル ]
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保育園の七夕兼夕涼み会があった。あいにくの雨。5月に企画していた親子遠足も雨で中止だった。プール開きの今日も雨。 保育園は幼稚園と違って行事が少ないにもかかわらず、ことごとく雨。これはもう、園内に強烈な雨女(か雨男)がいるに違いない。
それはともかく。そんなわけで、今回は子どもが二人になって初めての親が参加の行事。夕方5時からということで、会社は早退させてもらって駆けつけた。ダンナは遅れて参加の予定。 雨なので、本来なら庭でやるはずのヨーヨー釣りとかの縁日が全部教室に設置され、とにかく朝の通勤ラッシュのようにぎゅうぎゅうの状態。 私は、まず娘を受け取って、先生に促されるまま「制作コーナー」へ。ここでは、ちょっとした制作をして、終るとシールをくれる。ずっとこのシステムで回り、すべてシールを貼り終えると一つの絵が出てくるという。
娘の制作はアンパンマンのお面。とはいっても娘を抱いたまま私が作る。アンパンマンの目を張るだけで出来上がり。娘にかぶせるが一瞬で剥ぎ取られる。既に娘を抱いている腕は限界。前の日に10ヶ月検診に行って、体重が9キロを超えていることを知ってしまったので、よけいにつらい。先生に「まおちゃんかわいー」と言われるが〈ほんとかー〉と全然嬉しくない。 それに、あまりの混みようで息子を探せないのが気がかり。まだ制作とか一人でできる歳じゃないし、友達がママと一緒だったら、息子もこちらをさがしているんじゃないかしら?
ともかく、娘をなんとかしないと身動きが取れないので、担任の先生をつかまえて、おんぶ紐を借りて、背中にくくりつけた。そして、息子を探そうとすると、混んでるので順路通りに進めと言われ、お化け屋敷に入る羽目になる。自慢じゃないが、私はお化け屋敷が大嫌いなのだ。たとえ保育園の教室を暗くして、先生がお化けになっているだけだと分かっていても、どこで出てくるかわからないのがとてもイヤ。しかも、入ってみると結構凝っていて、床が青竹踏みみたいにぼこぼこしてる場所を通り(暗いと結構感触が不気味)、続いてゴキブリホイホイみたいに粘着テープが床一面に貼ってあるところ、暗闇で光る素材で作られたガイコツの格好をした先生が突然出てきて脅かしたり、上から霧吹きで水をかけたり、紙でできた棒を足にぶつけてきたりと割と本格的(?)なのだ。 娘はまだ恐がる年齢じゃないのでリアクションはないし、私は恐くて「ぎゃ!」とか言っちゃうし、もう。 そこをようやく抜け出して、息子の担任を見つけて居場所を訊ねると、隣の部屋に居るというので、行ってみたところ、全然へっちゃらで先生とくじをひいたりヨーヨーを釣ったりしている息子を見つけた。やれやれ。
もう娘のためにヨーヨーを釣ったりする元気はないのでやらず、息子の手を引いて制作コーナーに戻る。そこで息子に制作をやらせ、シールをもらい、再びお化け屋敷へ。息子はびびってなかなか前に進まない。私だってイヤなのだが、そこは母親なので、「大丈夫だよ」と宥めて歩かせる。そして、シールゲット。最後に記念撮影。もうぐったり。汗びっしょり。 疲れ果てて娘の部屋で休んでいると、やっとダンナ到着。もう終わってるっちゅうねん。あー、しんど。
2003/07/14(げつようび)
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[ 添削 ]
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娘の保育園の連絡帳に赤を入れたい衝動を抑えるのに苦労している。その日の出来事を書く欄があって、担任の先生が交代で書いてくれる。中の一人の先生が、とても乱れた日本語を使うのだ。 例えば、
「今日、まおちゃんはとっても寝むかったようです」 それは〈眠かった〉だろう!
「立てるようになったので、座るのがやみたいです」 それは〈イヤみたいです〉じゃないのか?
あげるとキリがなく、仮に赤で訂正を入れるとすると、連絡帳が真っ赤になってしまうだろう。こんなんでいいのか、認可保育園! 娘はまだ0歳だからいいけど、こんな先生が息子の担任になったら、ちょっと「やみたい」。
2003/07/03(もくようび)
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