TOP


♪- にっきちょう -♪

2003/09 << >> 2003/07

[ 子守唄 ]
もう何度も書いているが、息子はとにかく寝つきの悪い赤ん坊で、私は毎日何時間も立ったまま抱っこし続けた。何かいい方法はないかといろいろ試したが、結局ひとつも見つからなかった。
今でも息子は寝つきが悪いが、もう知らない。泣くことはないので、放っておいて、自然に眠るのを待つだけだ。それでもなかなか寝なくてイライラして怒ることはあるけれど。

だから私はよく子守唄を歌った。
でもそれは息子に聞かせるためというよりは、夜中に部屋を暗くして抱っこしていると立ったまま寝そうになるので、歌でも歌っていなければいられないからだった。そんな状況で他にできることはないし。

はじめは、オーソドックスな子守唄「ねんねんころりよ」とか「ブラームスの子守唄」とか「ゆりかごのうた」とかを歌っていたが、何度も歌うのにうろおぼえで所々ハミングになるのが情けなくて、やめてしまった。どうせ息子は寝ないし。
そこで自分が歌える歌を片っ端から歌った。ビートルズ、JUDY&MARY、中島みゆき、シンディ・ローパー、マライア・キャリー、松田聖子。もうなんでも。
そしたらストレス解消になったし、息子もいつの間にか寝ていた。どの歌で寝たのか、そもそも歌を聴いて寝たのかも不明。以後、この手でいくことにした。もう寝かすための歌を歌うのはやめた。

幸い、第二子である娘はふとんに転がしておけば勝手に寝てくれるとっても手のかからない子どもだが、娘を寝かすのにいくつか歌った中で、一番効果があったのは松田聖子の「SWEET MEMORIES」。内容的には全然子守唄じゃないが、リズムと音階がいいらしい。最近はこればかり歌っている。

「SWEET MEMORIES」

なつかしい痛みだわ
ずっと前に忘れていた
でもあなたを見たとき
時間だけ後戻りしたの
幸福?と聞かないで
嘘をつくのは上手じゃない
友だちならいるけど
あんなには燃えあがれなくて

※失った夢だけが
 美しく見えるのは何故かしら
 過ぎ去った優しさも今は
 甘い記憶 Sweet memories※

Don't kiss me baby we can never be
So don't add more pain
Please don't hurt me again
I have spent so many nights
Thinking of you longing for your touch
I have once loved you so much
あの頃は若過ぎて
悪戯に傷つけあった二人
色褪せた哀しみも今は
遠い記憶 sweet memories

[※印くりかえし]
2003/08/20(すいようび) はれ


[ こぶた ]
子供が生まれると、メロメロになる父親がいると聞く。そして、結婚していない人は、大抵の場合、男親はメロメロになるもんだと思っているフシがある。うちも息子が生まれたときに独身の友人から「ダンナさんメロメロでしょう?」と言われた。しかし、何を根拠にそんなことをいうのか、私には全くわからなかった。

うちのだんなはあまり喜びを表に出さない人だ。私はよく「ほんとに嬉しいの?」とか「ほんとにおいしいの?」とか聞く。そうすると「うれしいよ」とか「おいしいよ」とか言うのだが、疑わしいと思っていた。

子供が生まれたときも、格別感動してるわけでもなかった。もう結婚して数年が経っていたので、私もそのことでがっかりしたりはしなかった。そんなもんだろうと思ったのだ。
「親ばか」という言葉から最も遠い人だと思っていた。

ところが、先日、『ひょっとしてうちの子って天才?』とかいう本を買ってきて、「りょうはここに書いてある天才児の条件に全部に当てはまる」と言うのだ。そもそもダンナは身近に子供がいない環境でずっと暮らしてきたので、子供なんて、みんなそんなもんだということがわからないのだ。私は「この人大丈夫かしらん?」と思ったものだ。

また最近、暑くなってきたので、保育園で水分補給をするためにコップが必要になり、娘のコップを買いに行った。私は、「女の子といえばキティちゃん」という図式があまり好きではないので、何とか他のキャラを見つけようと色々探し、やっとくまのプーさんのコップを見つけた。
ところが一緒についてきただんながプーさんはダメだというのだ。「まおが大きくなって自分をプーさんだと思ったらどうするんだ」と真顔で言う。思うわけないじゃん。「女の子なんだから、もっとかわいいのにしなさい」というので、やけくそで「じゃあ、わが家の姫だから、シンデレラとかアリエルならいいわけ?」と冗談に言ったら、「それでいい」というじゃないか。こうなるともう「親ばか」じゃなくてただの「馬鹿」だ。
こんな人だとは思わなかった。
さすがにシンデレラにはできないので、しぶしぶキティちゃんを買った。納得いかない。

実は、私は会社に携帯電話を立てておくケースを置いてあって、それはピンクのこぶたの形をしている。すごくかわいくて気に入っているが、買った一番の理由は娘にそっくりだったこと。
ひそかに「まお」と名付けていることは、口が裂けてもダンナには言えない。

でもそっくりなのよー。
2003/08/07(もくようび) はれ


[ りょうくん ]
息子のクラスは、19人中男の子はなんと4人しかいない。前の保育園は逆で、女の子が3人しかいなかった。なんで?
4人しかいないのに、息子とおなじ「りょう」という名前の子がいて(さすがに字はちがうけど)、しかも、息子はその子と一番仲がいい。名は体をあらわすということわざどおりなのか、割と興味の向いている方向が近いのだろう。月齢はむこうのりょうくんのほうが少し上なのだけど、もう3歳にもなると、あまり違わないようだ。

最初のころ、お互いを、フルネームで呼び合っていたらしいが、それもめんどくさいので、最近は「せきたくん」「たかはしくん」と呼び合っている。
3歳児がお互いを名字で呼びあう図というのは、ちょっと不気味。

2003/08/06(すいようび) はれ


[ サイドカー ]
保育園の送り迎えには、自転車を使っている。前と後に子供用の補助椅子をつけて、よたよた走っているわけだ。最近は、前カゴが座席になっているタイプのものがあって、それはハンドルも安定するし、子供の足が車輪に巻き込まれないような構造になっていて、とても安全だ。

しかし!

荷物を載せるカゴがない。子供が一人のときは後ろの荷台にカゴを付ければいいが、二人になると、後ろにも子供が乗るので荷物が載らないのだ。これは困る。保育園の荷物が載らないのも困るし、日々の買い物が載らないもの困る。
なので、普通のママチャリに補助椅子を付けて走ってる。それでも、週末にシーツ類を持って帰るときは、はみ出す。しかたなしにハンドルに引っ掛けたりしているが、やっていて自分でも危ないなーと思う。しかし、自分の体にも前には自分のカバン、後ろには娘の荷物を入れたリュックをしょっていて、これ以上はもう頭に載せるしかしょうがないくらい荷物だらけなのだ。まるで戦後の闇市場から帰る人や、行商のおばちゃんのようだ。いつの時代やねん。

さて、そこで私がいいなーと思っているのが、サイドカー。
あのバイクの横にくっついているやつね。最近はとんと見なくなったけど、あれ、いいよね。幅はとるけど、子供を二人、縦に並べて乗せて、ベルトで止めておけば、楽勝じゃん。荷物は前後のカゴに載るし。なんで自転車にはサイドカーないのかなぁ。あったっていいよね。だめ?
2003/08/01(きんようび) くもり

My Diary Version 1.21
[ 管理者:くくみ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]