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[ 夜のおでかけ ]
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さて、そのパーティに出席するために、子供たちを実家に預けた。 だんなにも夜の仕事があり、やりくりがつかなかったのだ。
で、前日の夜に、家で食事も済ませてから荷物と子供を車に積んで実家へ行った。荷物と言っても着替えだけではない。子供たちのおやつやジュース、自転車と三輪車も積んだ。
翌日は、実家から仕事に行き、そのままパーティ。夜中に戻って、その日も泊まり、さらに翌日も仕事をしてから、夕方実家で食事を済ませて、帰ってきた。
その間、まる二日。父と母に子供たちの世話を頼んだわけだが、これがかなりきつかったようだ。息子はここへきて運動能力が上がり、補助なし自転車を乗り回したくてうずうずしている。娘は魔の2歳児真っ只中で、とにかく「じぶんで」と「いやいや」が交互にくる。もしかして、一番手のかかる年齢だったのかもしれない。 これが娘がまだ赤ちゃんなら、行動範囲が狭いし、息子がもう少し大きければ勝手に遊ばせておくこともできるが、ちょうど面倒を見ながら一緒に遊ばないといけない年齢のピークなのだ。
二日目の夜、仕事が終わって実家に帰ると、二人ともへろへろで、「吐きそう」と言っていた。気の毒したなあと反省。
そんな犠牲の上に成り立っている夜のおでかけなのだった。
2005/02/24(もくようび)
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[ ミーハー ]
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ええ、私はミーハーですともさ。
とある文学賞の授賞式に出席した。 勤めている会社の本が受賞したのだ。場所は大手町のパレスホテル。
前にも別の本が受賞したことがあって、行ったのだが、招待客が多く、かなり大規模なパーティだ。なんたってコンパニオンのお姉ちゃんがつくのだ。料理もとても豪華でおいしい。(寿司とか串揚げとかローストビーフとかの出店があって、できたてを食せる。なんて贅沢!)
まあ、それはおいといて。
立食パーティなので、ふらふらと彷徨っていると、筒井康隆発見!数年前に同賞の小説部門を受賞しているし、招待されているのだな。おお、太っているけど、本人だよ!
筒井康隆といえば、私が小学生の頃、SFの洗礼を受けたのは彼である。(新井素子も読んでいたが、私の中ではあれは少女小説という位置付けだった。)その筒井康隆ですがな。舞い上がる。
で、一緒に写真を撮ってもらった。うわーい。
だけど「富豪刑事」はみてません。ごめんなさい。(出演してるんだよね。)
そんで次に松田哲夫氏を発見。って誰も知らないと思うけど、ちくま書房のえらいさんで、「王様のブランチ」で書評をやっている人。 知り合いのデザイナーさんが話をしていたので、寄っていって話をする。「『王様のブランチ』見てます」とかな。見てるのはうそじゃないもん。ただ、松田さんの薦める本は私には合わないだけだもん。逆の意味で参考になってます。(だめじゃん) で、またパチリ。
他には、有名人を見つけられなかったので(選考委員の丸谷才一の髪がハネてたのが気になった。ねぐせ?)、コンパニオンさんにワインをもらって飲んだりして、楽しく過ごす。
二次会に行くことになり、何人か連れてタクシーで神田に戻る。もうおなかはいっぱいなので、落ち着いて飲めるところを探し、一軒の店に勘で入る。私はこと飲み屋に関しての勘はほぼ外れないので、今回もなかなかよい店だった。(自画自賛。でも友達もそう言ってくれるもーん。)
そして夜は更けて行ったのであった。
2005/02/23(すいようび)
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[ 家計簿 ]
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そんな楽しい(?)旅行へ行く車中、ひょんなことから家計簿の話になってしまった。
わが家は大まかに2つの口座でやりくりをしている。そのうちの一つが日常的に使われている口座なのだが、これの残高がかなり減ってきた。 それがおかしいということになった。つまり、月々余裕を持って入金しているわけで、増えこそすれ、減るなどもってのほかである、ということだ。
まあ、言いたいことはわかるけどさ、急に葬式が入ったり、季節が変わってクリーニングを大量に出したり、お中元やお歳暮をだしたり、何かのお祝いがあったりすれば、減るでしょう。
夫 「何のために家計簿つけてんの」
ごもっとも。 家計簿は結婚以来だんながつけていたのだが、2年前から仕事が忙しいという理由で私がつけることになった。会計とかそういうのは本職じゃないですか、と思ったが、黙っていた。 で、つけることはつけていたのだが、全然検討とか見直しとかをしなかった。それで先のお叱りなわけだ。
私 「だって、毎月毎月理由の違う支出があって、傾向とか全然見えないんだもん」
夫 「開き直るのか」
私 「昔から苦手なんだよね。日銀の短観とかさ、見ても全然わかんないじゃん」
夫 「家計簿と日銀短観を一緒にするな」
私 「ぶちぶち・・・」
楽しい旅行がのっけから、お叱りモードに。 あ、なんかデジャヴュ。
子供のとき、夏休みの宿題を全然しないまま旅行に行くことになって、父に行きの電車の中で算数のドリルとかやらされたことがあった。 その頃から、全然成長してないってことですか。そうですか。
私はそんな怠惰な小学生だったので、母のおこごとなどは当然絶えず、それを全部真にうけているとしんどいので、適当に聞き流すことが多かった。そんで母に「耳が悪いんじゃないかしら」と耳鼻科に連れて行かれたこともあったくらいだ。 なので、今回もせっかくの楽しい旅行につまんない話を聞きたくなかったので、ふんふんと聞くフリをしてお菓子を食べながら外の景色を眺めていた。そしたら、だいぶん経ってからだんなが
「去年の七五三くらいから支出が増えてるんじゃないかなぁ」
と言い出したのでびっくりした。
「えっ!もしかしてずっとそのこと考えてたの?」
「そうだよ。当然でしょう。原因を突き止めないと、いつまでたってもお金はたまらないじゃない。考えてなかったの?」
「・・・・・・(まずい)」
「やっぱり、また俺が家計簿つけようか」
「・・・!そうおぉ?」
しかし、ここで狂喜乱舞すると、「やっぱやめた」と言われそうなので、「いいよ、私がつけるって」と言っておいた。
ふふふ、だんなが業を煮やして家計簿を付ける日も近い。 これが「負けるが勝ち」というやつか。ちょっと違うか。
2005/02/19(どようび)
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[ リステルスキーファンタジア ]
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さて、リベンジというわけで、泊まりでスキーに行ってきた。 今回は福島。リステル猪苗代リゾートです。子連れにやさしいゲレンデということで選んでみました。
心配していたお天気は、そう悪くなく、風はあったが、吹雪くこともなかった。ので、二日目に息子をスクールに入れた。 うまーく誘導して「入ってもいい」と言わせるまでにどんだけ苦労したことか。
申し込みに行くと、「本当は前日に予約していただきたいんですけど、キャンセルがありますので、大丈夫です」とのことだ。危なかったな。半日(2時間)で7500円。高っ。それだけの効果を期待する。 ゼッケンとヘルメットをつけて集合場所へ。あとはよろしく!ってなもんで、遠くで観察する。
幼児クラスなので、若い女の先生一人に子供二人。ほぼマンツーマンじゃないですか。まずはスキーをかついで斜面を登る。 息子、いきなり出遅れる。ビリである。どんどん引き離される。遠めに見ても、〈イヤイヤ〉というのがアリアリ。 親と一緒だと甘えて、スキー板なんか持たないからね。いい修行だ。
だんなが「初心者クラスに申し込んだ?」と聞くので 「4歳から6歳クラスだって。ほぼ初心者ですってゆっといたけど」 「全くの初心者って言ったほうがよかったんじゃないの?」 「えー、でもスキー履いたことはあるわけだし、滑ったこともあるじゃん」 「でも全然できないでしょう。それより、人一倍根気がないですからって頼んだほうがいいでしょう」 「そんなこと言わなくても、子供なんだから根気ないのはわかるんじゃない?」 「いや、ほかの子と比べても、特に根気ないと思う」 「そうかなぁ」
「全くの初心者です」って言わないのと、わざわざ「根気ないんで」と言うのと、どっちが親バカだろう。
まあ、それはそれとして、娘が寒がるので、早々にレストハウスに入り、まったりとココアなどを飲む。だんなはひと滑り。しばらくして戻ってきたので私と交替。
「上級者コースは結構キツイよ」
というので、ゲレンデマップを見ると、中級者用の迂回コースがあるのを見つけ、そっちに回ることにする。いっぺんくらいは頂上までいかないと、スキーにきた意味がないでしょう。
しかし、それは甘かった。
「中級って嘘じゃん!」(うそじゃん、うそじゃん←こだま)
てっぺんにのぼって叫ぶ。 どうみても斜度40度はある感じ。全コースが上級と〈超〉上級。 半べそをかきながら下りる。フォームとかもう全然関係ないっす。
リフトを降りたときに、後ろにパトロールの人たちがいたので、もしなんかあってもすぐに見つけてもらえるように、抜かされないように頑張って滑る。そうやって後ろを気にしながら慌てて滑るほうが危険じゃないかと思うけど、その時は必死だったので。
やっと、下のゲレンデが見えてきたときには本当にほっとした。息子は相変わらずスキーを持って斜面を登っていた。2時間のうちに何回登っただろうなぁ。えらいえらい。(偉いのは先生か。)
息子を受け出しに行き、先生(まだ20歳くらいの小娘だが)に、話を聞く。一応、ハの字は出来るようになったが、急斜面になると崩れるとのこと。もちろんプルークまでいかないわけだが、とにかく止まれるようになったのは快挙だ。 息子はそれまで、新雪に突っ込むか、親が下で体当たりで止めるか、保護網にひっかかるかしないと止まれなかったのだ。転べばいいと思うだろうが「転び方をしらない」という事実が先日判明したのだ。だから、止まれる、転べるというのは実はすごいことであり、そんなことも教えないといけないという盲点だったのだ。
午後はだんなと一緒にリフトに乗って滑るというので、娘と下で待つことにした。
が、娘は寒さに異常に弱い。 そもそも昼食が終わって外に出たとたん
「さむいー、おへやはいるー」
ええぇ!出たばっかじゃん。マッハの速さで帰りたがる。もうそりもいや、かまくらもいや、リフトもいや。とにかく部屋に入りたい、という娘を連れて、「おにいちゃんが滑るのを見ようね」と言ってゲレンデまで連れ出す。 しかし、おにいちゃんは見たいけど、寒いのはいや。だっこだっこ。しょうがないので、おんぶして、ゲレンデを少し登り、適当なところに落ち着く。しかし、風が強くなってきて、娘は号泣。虐待みたい。 しかも息子達はなかなかおりてこない。
しばらく上のほうを見てキョロキョロ探していると、隣りが急に静かになった。ハッとして娘を見るとこの寒さの中、寝てやがる。
「まお、まお。起きて、寝ちゃダメだよ」
ゆすっても起きない。死んでるのか?もう凍死?早っ!
いえいえ、午後になったので、眠くなったんだと思う。普段ならお昼寝の時間だ。それにしても、このビュービュー風が吹きすさぶ中、よく寝れるよな。 もともと娘はいやなことがあると睡眠に逃避するタイプだ。私とおんなじ。フテ寝ってやつだ。
ゆすっても頑として起きないので、しょうがない、娘をおんぶしてゲレンデを降りる。スキー靴なので、ロッカーで履き替えたり、ホテルに戻ったりしても全然起きず、部屋に戻って布団に寝かせたら、2時間も寝た。
今回のスキー、息子の件では勝ったが、娘に負けたのでプラマイゼロというところ。 リベンジできたとは言いがたい。くそー。
2005/02/18(きんようび)
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[ バレンタインデー ]
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もう関係なくなって久しいですが。
っていうか、世間的にもすでに形骸化しているという噂ですね。 私が小学生くらいのときに急に始まって、ピークは80年代終わりから90年代初めくらいまでか。まさにバブル! 私は、あまり興味なかったので、主に友達がチョコやプレゼントを買うのを付き合ったり、手編みのマフラーを編むのを手伝ったり、告白に付き合ったりしていた。自分でも作ったりしたが、気合入れて、どうだ!って感じじゃなかったなぁ。
さて、人生の主役はもう子供たちなわけです。 うちの息子ももらってきました、チョコレート。
息子のクラスは男の子の数が全体の三分の一しかいなく、その中でも特に優しい(単に気弱ともいう)息子は女の子からおままごとの相手をおおせつかることが多く、自然と人気があるそうな。(先生談。しかし、それはベンリー君では?) だんなは「あのメンツじゃ、りょうが一番かっこいい」というが、それは親バカ。
で、特にちかちゃんとみかちゃんが熾烈な奪い合いを繰り広げ、その間に立たされた息子はいつも嫁姑問題におろおろする夫という風情だそうだ。(先生談。その2)
私から見ると、本当に息子のことが好きなのは、ちかちゃんで、ボーイフレンドがいるというシチュエーションが好きなのがみかちゃんだ。 ちかちゃんは家でも「りょうくんの話しかしないのよ。りょうくんがどうした、りょうくんがこうしたって。うちのだんななんかショックでさ〜」(ちかママ談)という状態らしい。 みかちゃんは「このあいだ、りょうくんとホール(お誕生会とかする園で一番広い部屋)でデートしたって言ってたわよ」(みかママ談)とやはりシチュエイションだ。 息子に訊くと「えぇ〜、ディズニーランドごっこしただけだよ」との冷めたお答え。くぅ〜、言ってみたいもんだねぇ。
「あら、一緒にお食事しただけよ」
なーんてな。けっ。
そして案の定、バレンタインデーにはちかちゃんからだけチョコレートをもらっていた。飛行機型のチョコで、ちゃんとカードが添えてあり、拙い文字で「りょうくん ちか (はあと)」と書いてある。うわー。
まあひとしきり盛り上がったわけですが、本人はあまり意味がわかっていないようだった。そもそも息子はチョコがあまり好きじゃない。それがわかっていたので、事前に「もし誰かにチョコをもらうことがあっても、いらないとか嫌いとか言うんじゃないよ」と言い含めておいた。なので、期待していて万一誰にももらえないとマズイので、ちゃんと保険をかけて一個買っておくこの親心。(しかも娘が絶対ほしいというので娘の分も。もうバレンタインデーだかなんだかわからん。)
さて、いただいてしまったからにはお返しがある。ホワイトデーまでに息子とお返しの品を買いに行かねばならない上に、字の練習もしなければ。ああ、親をやるのもたいへんだ。
2005/02/14(げつようび)
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[ ボディ・ペインティング ]
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保育園から帰ってくると、よく娘の手の甲にアンパンマンやキティちゃんの絵が描いてある。
「ゆきせんせいがかいてくれたの」
報告もしてくれる。たぶん、一人の子に描くと、「ぼくも」「わたしも」とどんどん手が出てきて、まるでアイドルのサイン会のように次から次へと描く羽目になるのだろう。ご苦労様なことである。とても絵のうまい先生と、どうみてもバッタもんという先生がいるが、それはまあご愛嬌である。たぶん保育士になるのにオルガンの試験はあっても絵の試験はないと見た。 始めの頃(というのは息子が小さいとき)は、右手と左手を覚えさせるために描いているのかとか穿った見方をしたもんだが(右手がアンパンマン、左手がバイキンマンとか)最近は、そうでないことを悟った。右だけのこともあれば、両方同じ絵のときもあるからだ。
で、ある日、保育園から帰ってきてからオムツを替えようと娘を床に転がすと、両足の裏、土踏まずいっぱいに真赤なペンでアンパンマンが描かれていた。
「・・・・・・!」
たいていのことには驚かなくなった昨今であるが、これにはちょっとびっくりした。虚を突かれるとはこういうことをいうのだな。 足の裏に描いたってことは、娘は寝転んで足を先生に出して描いてもらったのか?くすぐったくはないのか?しかも、足の裏に描くというのが娘のオリジナルとは思えないので、たぶん誰かが描いてもらっているのを見て、せがんだんだろう。 だとすると、まず誰が描いてもらったのだろうかという疑問がわく。そして子供たちが我先に足の裏を突き出している図が目にうかぶ。かなりシュールな光景だなぁ。
普段はどうでもいいんだけど、たまに保育園後におでかけをする場合があり、そのときばかりはこのペインティングがとても恥ずかしいのだった。
2005/02/11(きんようび)
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[ ショートコント ]
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正月休みにずいぶんお笑い番組を見ていたので(っていうかお笑い番組しかやってなかったでしょう)、息子がお笑いに興味を示している。(そしてどんどんバカになっている。)
ギター侍は分かりやすくてよかったんだけど、おそろしくあっというまに消えた。気の毒だ。
〈レギュラー〉の「あるある探検隊」というのも好きだ。子供には分かりやすいのがいいらしい。よく「はい、はい、はいはいはい。あるある探検隊!あるある探検隊!」とかやっている。
そして、最近はアンガールズが好きだ。よくコンビを組まされ、「どうもー、アンガールズでーす」とポーズを決めさせられた上、ネタまで即興でやらされる。突然なので、心の準備が出来てなくて、
息子「携帯電話新しくしたんだって?」 私 「えっ、してないよ」 息子「・・・ショートコントだから、買ったことにしてよ」 私 「ああ、そう。・・・そうそう新しくしたの」 息子「実は僕も。着信音が音楽のやつ」 私 「ふーん」
などと続いて、5歳児のやることだから、結局オチもなく終わる。 私 「オチは?」 息子「ないよ」
シュールだ。新しいタイプのお笑いか?いや、違う。 しかし、即興でコントをやるというのは、私の女優魂が黙っていない。もっとちゃんとネタにしたいものだ。
「マヤ、あなたには負けなくってよ。」by姫川亜弓
という心境である。
2005/02/10(もくようび)
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[ 日帰りスキー ]
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日帰りでスキーに行った。
と言うと、「えっ!たいへんでしょう。よく行くね」と言われる。
いえいえ。それほどでも。 うちは東北上越新幹線の最寄り駅なので、乗れば1時間ちょっとで雪国である。余裕である。スキーはレンタルだし、ウエアは着ていくし、ほとんど荷物なし。
とはいえ、初めてのことだ。それなりの覚悟はして行った。しかし、思っていたほどたいへんじゃなかったので、今後も行ってみたい。
それより別な意味で、ものすごくたいへんだった。 今年、新潟は豪雪に見舞われている。地震の被災地はさぞやたいへんなことだろう。(連日ニュースでやっている。)
行ったらやっぱりハンパじゃなかった。 天気予報で「吹雪」だったので、覚悟していったが、山の上は本当に吹雪だった。ゲレンデに出た途端、娘は号泣。もともと寒さに弱い子なので、泣きっぱなし。どうみても虐待なので、すごすごとレストハウスに戻る。戻った途端、けろっとして「楽しかったね」とか言っていたが、うそつけ!
息子はダンナとリフトに乗って行ってしまったが、大丈夫だろうか。まあ上がったら下りるしかないので、なんとかするだろう。リフトで下りるとかいう根性なしなことはするまい。 とにかく、今年の目標は息子にボーゲンを覚えさせることだ。泊まりでスキーに行くときには、スクールにもぶちこむ予定である。 これは、小学校に上がったら、冬休みに泊まりのスキースクールに入れちゃう予定だから、今のうちにちょっとは滑れるようにしておいてやろうという優しい(?)親心なのである。もちろん夏にはサマースクールに入れる予定だ。
今は保育園で、夏休みも冬休みもないから助かっているけれど、就学してしまうと、いきなり長期休暇があるじゃないですか。子供は休まなくていいという法律ができないかしら?ゆとり教育も見直されていることだし。最近の小学校はエアコン完備だという話も聞く。だったら、「暑いから」という理由で休みにするのはおかしいだろう。
それとスキースクールが何の関係があるかというと、おおありだ。 その長期休みを乗り切るために、そういうスクールに入れるのだ。その他は、祖父母の家に行くとかね。だから、今からそのための準備をしておくのだ。
私は基本的にいきあたりばったりに生きているのだが、子供に関しては、そうもいかないので、いろいろと布石を打っているというわけである。なんと長期的ヴィジョンなんでしょう。
2005/02/06(にちようび)
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[ 便利? ]
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社長の家が去年の暮れに、キッチンの改装をしたそうだ。はやりのIHクッキングシステム。
で、正月。
社長「餅が焼けないんだよ」
あれは、鍋の重さを感知して、温度が上がるシステムらしく、餅焼き網くらいの重さではだめなんだそうだ。
私 「餅はトースターで焼けばいいんじゃないですか?」 社長「そうなんだ、餅はトースターで焼けたんだけどさ」 私 「何か不都合が?」 社長「海苔が炙れないんだよ」 私 「・・・・・・」
なるほどね。思わぬところに陥穽があったというわけか。そもそもすべてを電化することが目的だったわけだから、いまさらダルマストーブや、火鉢を買うのは間が抜けている。
このように、便利になったんだか不便になったんだかよくわからないことってあるよな。
わが家は無洗米を使っているんだけど、これも大根をゆでるときに米のとぎ汁が使えないのでちょっと不便。まあ、大した問題ではないけど。
2005/02/04(きんようび)
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[ 節分 ]
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節分だ。当然豆まきである。
子供たちは保育園で豆まきを済ませているので、やらなくてもいいだろうと思うのだが、工作の時間に作った鬼の面とか三方(豆を入れるやつ。「さんぽうっていうんだよ」と息子が教えてくれた)を持って帰ってくるからやらずにはいられないのだ。もちろん、豆は買ってある。
わが家の豆まきは、「外へ盛大に、家の中には1回2粒まで」と決まっている。もちろん掃除がたいへんだからだ。そんなしみったれたことでは福は来ないような気もするが、やむをえない。
窓を開けて「鬼は外!福は内!」と豆をまいていく。 よく聞くと娘は「福は内」と言えず「ちゅくらうち!」と言っていたが、ご愛嬌。 ひと通り終わって、歳の数だけ豆を食べることになった。私はこの炒り豆が嫌いなので、数粒しか食べなかったが、子供たちにも不評で、食べたあと、吐き出していた。うまいもんじゃないよな。しかし、どこにでも変わった人はいるもので、知り合いに、この炒り豆がたいそう好きで、ふだんは売っていないので、発売元のサイトにアクセスしてネット通販している人がいるから世の中わからないものである。
残った豆は後日、公園の鳩にあげにいくことにした。
豆まきをしているときに、外を見ると、道路で向き合って豆をぶつけあっている子供たちがいた。たぶん、家でやると散らかるから外でやれとか言われたんだろうが、すでに節分の意味がなくなっている。
あと、数年前から「恵方巻」というのが唐突に始まったが、これも違和感がある。 もともと関西地方の行事で、その年の恵方(よい方角)を向いて、海苔巻(太巻き)を一本食いするという。スーパーやコンビニでこの時期やたら力を入れて売っているが、どうなんでしょう?定着するのか?もうひとひねり欲しいところだ。
2005/02/03(もくようび)
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