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[ マスク その2 ]
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またマスクネタで恐縮だが、眼鏡が曇るという話をしたら、「東洋人は鼻が低いから、しょうがない」という意見が出た。鼻梁が低いとすき間から空気がもれるから眼鏡が曇るし、逆に花粉も入ってくるのだとか。
自分では鼻は低いほうではないと思っていたが、それは東洋人としてはということであって、世界的に見れば低いのか。
それはともかく、マスク文化はアジア圏でしか見かけないというのに、鼻の低い人種に合わせたマスク開発というものがなされなかったのだろうか。疑問である。
マスクは欧米人には奇異にうつるというのが、天声人語に載っていた。 まず、欧米にも花粉症はあるらしく、先日私にマスク自慢をした外人さんは花粉症だったのではないかと思う。 で、あちらではマスクをしていると「重篤な感染病」患者みたいなので、敬遠されるそうだ。結核とかそういうのか?そんな人が街を歩くわけないだろうと思うのだけど、珍しいからそうなるのか。 あと、この時期の日本の街角を取材して「外科医が揃って歩いてるのかと思った」という記事を書くのも定番だとか。外科医が街でマスクするかよ!ありえないでしょう。まあ、これも珍しいからってことなのか。 すごく失礼だと思うんだけど、こっちだって外国文化に対して偏見がないとはいえないので、おあいこだ。
2005/03/30(すいようび)
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[ チョコ ]
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娘はチョコ好きだ。 毎日家に帰ってくると、「ただいまー、チョコちょうだい!」という。 息子がもらってきたバレンタインのチョコも娘が食べた。
切らしていると烈火の如く怒るので、ストックしておかなくてはならない。しかし、たくさん食べるとデブになるし、鼻血も出るので(出たことないけど)一日に二、三粒に制限している。
当然アイスもチョコアイス。シェイクもチョコ。何が何でもチョコである。ドーナツもチョコリングがお気に入りだ。しかし、問題はチョコのかかっている上半分だけを器用に食べるということだ。さすがの私も、チョコのついていない下半分を食べる勇気はない。(ミスタードーナツさん、お金倍払いますから、全面にチョコつけてくれませんかね。)何度言っても上半分だけを食べるので、チョコリング禁止令を出した。
しかし、ドーナツ、ドーナツとうるさいので、一計を案じてチョコファッションにしてみた。するとやっぱりチョコの部分しか食べないんだけど、残りの部分はあーら不思議、普通のオールドファッションではないですか。「オールドファッションの食べ残し」であれば、自分をごまかして食べられるというものだ。なんだか、情けないけれども。子育てとは妥協の産物である。
外食するときは、子供が食べられるものを選び、残りを自分が食べることになるし、一体、私はいつになったら食べたいものを食べられるようになるんでしょうか。
2005/03/29(かようび)
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[ 呪縛 ]
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うおぉぉ!助けて〜。
お昼ご飯を食べたところで、有線放送か何かで「マジレンジャー」のオープニングテーマがかかっていた。 そしたら、午後は、ずーっと頭の中で「♪マジ!マジ!マージレンジャー!」と鳴り響いていた。情けない。
誰かこの呪縛をといてくれ〜。
ヒーロー戦隊ものはどうしてああクサイ芝居をするのでしょう。まあ多くは新人だからしょうがないという部分もあるけど、ちゃんとした役者が出てても、どこかぎこちない。あれは演出がそうなってんのかなぁ。
でも、一年見てると、なじんでくるから恐いんだよね。今だって、マジレンジャーより去年のデカレンジャーのほうがまだマシだった、と思ってるけど、これが一年すると新しいものよりマジレンジャーのほうがマシと思うかもしれない。自分の観劇能力がどんどん落ちているような気がする。
あー。いいお芝居をみたいぞ!生で見たい!大竹しのぶとか、藤原竜也とか。
2005/03/25(きんようび)
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[ マスク ]
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そんなわけで、花粉避けマスクをしている。 普段の年は、マスクまではしないのだけど、今年はしている。してるとしてないとでは、やっぱり違うな。忘れて外に出ると、てきめん鼻にくる。
私はマスク初心者なので、眼鏡をしてマスクをすると眼鏡が曇る。そりゃもう、真っ白になる。息の仕方が悪いのだろうか。口が上向きについてるんじゃないかというくらい曇る。子供を自転車に乗せて走っているときに前が見えなくなって、あやうくひっくり返りそうになった。 なので、コンタクトレンズ。使い捨てなので、非常に不経済である。マスクも使い捨て。環境破壊だなぁ。
で、マスクをして、仕事帰りに駅のホームに立っていたら、 「スミマセン、スミマセン」 と声をかけられた。私はちょうどその時、友達にケータイでメールを送っていたので、顔をあげなかったら、また「スミマセン」。しょうがないので顔をあげると、外人さんが立っていた。彼も口もとにマスクをしているので、表情はわからない。 「アノ、北口ハドッチデショウ」 一瞬焦ったが、日本語だったので日本語で教えてあげた。 そしたらその外人さんはニヤッと笑って 「ボクノますくノホウガカッコイイデスネ」といいやがった。 な、なにおう!確かにその人のマスクは立体型のからす天狗(古!)みたいなやつだ。しかし、私のだって鼻のところにワイヤーが入っているタイプのマスクだし、バカにされる筋合いはない。 あまりのことに絶句していると、その間に彼は行ってしまった。ばけやろー!人に道を聞いておいて、その言い草はなんだ!
思うに、あの人はマスクをしたことがなかったんだな。日本に来て初めてマスクをしたんだろう。それで嬉しくて自慢しているんだ。そうに違いない。目新しいおもちゃみたいな気持ちでいるのだと思う。 マスクの文化というのは、日本、韓国、台湾などにしかないらしい。欧米人にはなじみがないのだ。
それにしても、あの人はどうしてマスクをしていたのだろうな。まさか、花粉症ということもないだろうけど。その「まさか」だったりして。
2005/03/24(もくようび)
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[ 花粉症あれこれ ]
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花粉症におけるダンナの三日天下は正真正銘三日でした。鼻をぐすぐすさせている私の脇を見えないくらいのスピードで駆け抜けていった。気の毒だが、自業自得なので、静観。
鼻水もすごいのだけど、目もかなりかゆいらしい。実際、真赤に充血しているし。鏡で仔細に目を観察しているので、「何やってんの?」と訊くと、「白目がぶよぶよしてる」と言い出す。じっと覗き込むと、確かにやや膨らんでいる感じもする。ぶよぶよねぇ。
で、後日、義妹(花粉症あり)と話をしていたら、「このあいだ、お天気で花粉がいっぱい飛んだらしくて、白目がぶよぶよになった」と言ったのだ。 「白目ぶよぶよ」は一般名詞か?重篤花粉症患者には共通の認識なのかもしれないなぁ。ぶよぶよ。
会社に来る営業のおじさんで、ひどい花粉症の人がいる。電話をかけても、ものすごい鼻詰まりで全然聞き取れない。頼みたい仕事があったので、来てもらうと、「どどど、どうしたんですか!」というほどひどい顔だった。 瞼が腫れて、目が開かないのだ。弱いボクサーがぼこぼこに殴られた後のよう。これも花粉症らしい。激症である。白目がぶよぶよしているかどうかも分からないくらいだ。
そこまでひどいと、何か一発で治る方法ないものか、と藁にもすがる思いになるのも分かる。しかし、それにつけこんで、商売をする医者もいるので、気をつけなければならない。「注射一本で花粉症が治る」なんて、ありえないのだ。それは、ステロイド剤の筋肉注射のことで、確かに数ヶ月間は花粉症の症状が出なくなるが、恐ろしい副作用がてんこもりなのだ。常識的な医者は決してやらないし、たとえ患者がやってくれと言ってもやらないだろう。 ところが、それでもやって欲しい患者がいて、良心のない医者がいれば、法律で禁止されているわけではないのだから、止めるすべはない。もう自己責任の問題だ。現にある病院では、日に400人がその注射を打ちに来るという。中には、よくわからないまま治るならと来る人もいるだろう。そもそも良心のない医者なのだから、その人たちに、きちんと説明をしているとは思えない。問題ありだと思う。
花粉症だけでなく、アトピーとか、その他アレルギーに関しては、本当にいろいろな治療法がある。民間でも、あらゆるサプリメントがあるし、ここの水がいいとか、食べ物なら何がいいとか、情報で溢れている。それを取捨選択していくのってたいへんだ。
2005/03/22(かようび)
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[ 卒園式 ]
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卒業シーズンですね。あちこちで袴姿の女学生を見かけます。 こないだ街を歩いていたら、どこからか松田聖子の「制服」が流れてきて、もだえました。
世代によって、思い出の卒業の歌というのは全然違うから、今なら森山直太朗の「さくら」とか、なんとかのなんとかとかあるらしい。 私なら斎藤由紀の「卒業」か、おニャン子クラブの「じゃあね」かな。「贈る言葉」も当然ストライクだ。尾崎豊の「卒業」はちょっとワタシ的にはいまいち。ユーミンの「卒業写真」もいいけど、タイムリーじゃないんだよね。
まあ、もう何かから卒業するってことはないんだろうな。もう一回学校に入り直す予定もないし。
さて、もちろん保育園も卒園式をやる。 息子は来年なのだけど、今から心配なことがある。 それは、泣くだろうということだ。誰がって私が。ヘタしたら号泣するかもしんない。みっともないよな、いい歳をしたおばさんがおんおん泣いてたらさ。やだなー。
毎年、卒園式当日の朝、年長さんがスーツやらワンピースを着ているところを見るだけで、うるっとするのだ。自分は全然関係ないのに、だ。まずいよな。 発表会なんかも弱い。でも、さすがに発表会で泣くのはみっともないと思うので、写真を撮ったり、他の事を考えたりしてごまかしている。
いろいろリサーチをした結果、対策を立ててみた。
対策1、卒園式の歌を聴いて免疫をつける 対策2、こどもの様子を気にかける 対策3、ビデオ撮りに徹する 対策4、泣いている人をみない 対策5、走馬灯をまわさない
1については、今は、聴くだけでうるっとなるが、1年間聴き続ければ免疫ができるのではないかと思う。ただ、定番の曲はわかるけど、実際にどの歌を歌うのかは、直前にならないとわからないので、絶対とはいえない。 2は、なかなか有効的だと思うが、子供がけなげだったりすると、逆効果だ。 3、ビデオはダンナ担当なので、私はダメ。 4、これも、見ないようにすることはできるが、仲良しのママが泣いていたりすると、確実にもらい泣きするので要注意。 ネックは5。自分のことだからよく分かるのだが、悲しいとき、私は走馬灯をまわしてしまうのだ。それもかなり勢いよく。そして加速がついたが最後、止まらなくなる。走馬灯が回りだすと涙が出、その涙に押されて回転が速くなり、最後はもう悲しいんだかなんだか。涙腺が決壊すると、もう修復不可能だ。
どうしたらよかんべか。
2005/03/21(げつようび)
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[ 海賊 ]
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今、世間を賑わしているマラッカ海峡の海賊ですが。
海賊といえば、フック船長。 どうしても、16世紀あたりの、ヨーロッパの海賊を想像してしまう私。ドクロのマークのあれですわ。
それか、カリブの海賊。 「パイレーツ・オブ・カリビアン」ですよ。ああ、ジョニー・デップ!相変わらず、LOVE!
我ながらアホな短絡思考に情けなくなりますが。
「海賊」っていう呼び名にするからいけないんじゃないかなぁ。だって、地上であれば、単に「誘拐犯」でしょう。海だからって、海賊よばわりはどうなんでしょう。まだ金品は奪ってないわけだし。 もちろん、悪いことには違いないけどさ、「海賊」って言うと、別のイメージがあるというか、本質を見誤るというか、そんなのは私だけですかそうですか。
とりあえず、犯人が捕まったら、顔をみてみたいもんだ。 ええ、ええ、わかってますよ。場所が場所なんだから、アジア系だっていうんでしょ。そうでしょうとも。あーあ。
2005/03/17(もくようび)
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[ オタク ]
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安野モヨコの『監督不行届』(漫画)を読む。 安野モヨコは『エヴァンゲリオン』で有名な庵野監督と結婚したのだが、このカントクがオタクだったという話。
で、その中に、
1:「擬態語」をわざわざ口にするのはオタク 2:驚いたときなどにわざとどもるのもオタク
と書かれていた。
えっ、私、もしかしてオタク?
「がーん」とか「どきっ」とか平気で言うぞ。 「ま、まじで?」とか「な、なにを根拠に…」とかも言う。
私、オタク?
まあ、オタクかもしんないな。(開き直る。)オタクの定義はいろいろあろうが、上記のような定義であれば、私は立派なオタクである。
オタクというのは、〈何の〉オタクであるかが、濃さのポイントだと思っていたけど、アニメだろうが、漫画だろうが、特撮だろうが、鉄道模型だろうが、オタクはオタクなのか。 そもそも私が若い頃に「オタク」という言葉が定着したわけだけど、その頃はまだあまり細分化されていなくて、とにかくへんてこりんな人はみんなオタクという括りだったような気がする。 小汚くて、眼鏡かけてて、人の目をみて話せないくせに興味があることになると唾とばして話すとか、ちょっと太ってて、着てる服は大概チェックのネルシャツにジーンズとか、常に紙袋を持ち歩いているとか。
しかし、今では、オタクも市民権を得たようだ。 おしゃれなオタクもいれば、それを仕事としているオタクもいる。結局オタクが嫌われていたのは、その薄汚さであって、何かに熱中している姿は、別に疎まれる要素ではないということである。
自分がオタクであると声高に言うつもりはないですが、例えば、
「未来少年コナン」と「ガンバの冒険」の再放送をやっていると必ず見るのはオタク?ルパン三世も? 「ガラスの仮面」と「王家の紋章」をすべて読破したらオタク? (今は「ハガレン」と「ハチクロ」を大人買いしようか悩んでるけど、それも・・・?) 「グイン・サーガ」も全巻読破してるけど、それもある意味オタク?
よくわからないので、もうオタクってことでいいです。
2005/03/16(すいようび)
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[ エキュート大宮 ]
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大宮駅がきれいになった。 その名も「エキュート大宮」。エキュートがどういう意味だか知らん。
どんなふうにきれいになったかというと、改札の中にデパ地下が出来たと思いねぃ。おおむねそんな感じだ。
はっきり言って、不便。邪魔。鬱陶しい。
例えば、電車を降りて、改札に向かう途中に、お弁当やお惣菜やケーキを売っていたり、カフェがあったりするのだ。どうですか。 人気ショップの周りには列が出来ていたりして、通路はとても狭くなっている。
旅行中であれば、便利だと思うかもしれないが、生活をしている者としては、余計なものを作りおって、という心境にならざるをえない。
ああ、そうか。 東京駅とか京都駅とか、こういう感じだよな。 旅行でしか利用したことがないから、気付かなかったけど、そういうことか。大宮もターミナル駅として、もっと集客したいということですか。
で、鳴り物入りで新装開業したわけですが、残念ながら一般人にはあまり浸透していないようだ。
というのも、休日に駅前に自転車を置こうと思ったら、全面駐輪禁止になっていて(そこらへんにも「美しい駅」というイメージを定着させたいという意図が見える)、しょうがないからダイエーの駐輪場にとめようと思ったら、みんながそう考えるようで、そこは自転車であふれかえっていた。それを無理やりねじこんでいたら、同じように自転車をねじこんでいたおばさんに話しかけられた。
「大宮駅がきれいになったんですってね」 「ええ。そうですね」 「せっかく近くに住んでるんだから、いっぺん行ってみようと思って。お店もたくさんできたんでしょう?」 「ええ。でも、改札の中ですよ」 「えっ!?」 「いろんなお店ができたのは、改札の中なんですよ」 「そうなの?じゃあ切符がいるの?」 「そうですね。入場券が必要みたいですよ」 「あら〜」
お互い自転車を力いっぱいねじこみながらの和やかな会話である。 このように、新しくなるのは知っていても、それが改札の中であるというのは、意外に知られていない。駅前にデパートや駅ビルがあるのだから、わざわざ入場券を買って入る人はいないと思うが、どうだろう。
通路に店ができたせいで、人の流れが変わり、今までは通路に対して平行にしか動きがなかったのが、渦巻くようになったため、非常に歩きにくい。子連れで行こうものなら、渦に飲み込まれて沈んでしまいそうだ。今、地震が来たら絶対に助からない!という気持ちになる。
そういうわけで、エキュート大宮には近付かないことに決めた。そして全然困らない。
2005/03/12(どようび)
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[ ホワイトデー ]
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バレンタインデーにチョコをもらったので、ホワイトデーにお返しをしないといけない。
で、息子と一緒に特設会場に見に行ったわけだが、そもそも息子的には全然盛り上がっていないので、ものすごく投げやり。
私 「ねえ、ちかちゃんて何が好きなの?」 息子「しらなーい」 私 「プリンセスはどう?」 息子「プリンセスぅ?」 私 「アリエルとかさ」 息子「うーん?」 私 「じゃあ、プリキュア?それともウサハナ?」 息子「あっ、トーマスだ!」 私 「そうじゃないでしょう。今はちかちゃんの!」 息子「わかんないもーん」
結局、その日は買えずじまい。こうなったら作戦変更だ。
私 「ねえ、明日ちかちゃんにキャラクターは何が好きかってさりげなく聞いといてよ」 息子「さりげなくって?」 私 「だから、それとなくというか、なにげなくというか」 息子「よくわかんない。聞くの?聞かないの?」 私 「だから、さりげなく聞くのよ」
それを聞いていたダンナが一言、
「子供にそれは無理だろう」
ええ、そうですね。確かに多くを求めすぎておりました。 ということで、キャラクターはもしはずれたときに痛手が大きいので、やめました。手芸上手な友達にビーズのネックレスを作ってもらって、それを渡すことに決定。Kちゃんありがとう! なので、息子の意見も、ちかちゃんの好みも一切関係なーし! だいたい、私は忙しいっつーの!
2005/03/09(すいようび)
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[ 三日天下 ]
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私もダンナも花粉症である。 私は比較的軽く、ダンナは重い。
しかし、毎年、先に症状が出るのは私のほうだ。 春先になったある日、朝起きるとくしゃみが止まらなくなる。鼻水をずるずるさせていると、妙に嬉しそうにだんなが
「俺は全然大丈夫だなぁ」
という。そして、「今年は大丈夫かもしれない」と全く根拠のない予測をたてるのだ。大丈夫だったためしがあるかっつーの。
しかし、喉元過ぎればなんとやらで、去年の辛い思い出は封印されてしまったようだ。
「緊張感があると出にくいって言うから、俺も常に緊張しているわけよ」
と、またわけのわからない理由を述べる。花粉がそんなに甘いもんじゃないのは身をもって知っているはずなのに。こういうとき私は「この人、バカ?」と思うのだ。
「それか、もう飽和状態になって、出なくなったのかも?」
ありえませんから!残念!
毎年、花粉の時期だけ、何らかの民間療法やサプリメントに手を染めるダンナ。甜茶も飲んだ、にがりも飲んだ、亜鉛も飲んだ、塩水で鼻も洗った。しかし、結局は穏やかな効果に我慢できずに、対症療法の薬で無理やり鼻水を止めることになる。そして、それらの民間療法は花粉の時期が過ぎるとぱたっとやめてしまう。でも、体質改善っていうのは、少しずつやっていくものなんだから、症状が出なくなったってやめちゃいけないんじゃないの?という私の意見はあまり顧みられることはなく、半年くらいすると、賞味期限の切れたサプリメントはゴミとなる。
で、また春になる。 最初は余裕で「いやあ、悪いけど、全然大丈夫だよ」 などとのたまっているが、花粉が本格的に舞い始めると、とたんに鼻水垂れ流し、目は真っ赤、集中力激減となる。
だから言ったじゃん。毎年そうじゃん。
わが家の「三日天下」は毎年春にやってくる。
2005/03/03(もくようび)
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[ インフルエンザ ]
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実は、1月に息子がインフルエンザにかかった。 予防接種をしていたにもかかわらず! どういうわけだ!
医者曰く「予防接種してても稀になる人がいるんだよね」
なぜ、その稀がうちの息子なのか!
7000円という大枚をはたいたので、悔しさが倍増。もちろん本当は本人が一番悔しいんだろうが、おかあさんも泣きたいっす。
そして、娘にうつらなかったのがせめても、と思っていたのだが!
ここへきて、娘までもがインフルエンザだよ。 計1万4千円。さもしいと思うが、それだけあれば、あれも買えた、これも買えたと悔しさいっぱいである。 稀じゃなかったのかよ!
検査によると、息子も娘もB型だった。 今年はインフルエンザの流行が遅く、そういう年はB型が流行るのだそうだ。昔と違い、今のワクチンは、全型混合ワクチンだそうで、どの型が流行っても大丈夫なようになっているという話だが、本当か? 友達のところも予防接種したのに、子供が二人ともかかったらしい。(自分もかかったようだが、寝込む暇がないと気合でなんとかしている。母は強し)しかもB型。 かといって、A型もないわけじゃないらしく、A・Bともにかかった子どがいるという恐ろしい話も聞いた。
他の人の話じゃ、今年のワクチンははずれだったとも言うし、一体、どうなってんの?
なんにせよ、医者は丸儲けである。
2005/03/01(かようび)
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