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[ カニ ]
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一体、いつになったらミートソース以外のスパゲティが食べられるようになるのだろうかと嘆いたのは確かに私です。
食の細い息子が何でももりもり食べてくれるようになったら、どんなに嬉しいかと思っていたのも私です。
でも!
休日のブランチにと楽しみに取っておいたずわいカニのトマトクリームソース(絶品!ビバ!カニみそ!)を8割方食べられ、別の日には近所の中華料理店から出前を取ったカニチャーハン(カニ肉満載!LOVE!)を半分も食べられた日にゃ、あーた。いくら腹を痛めた息子でも、許せないと思うのは人情ではないかしら?
以前、カニ食べ放題のバイキングでカニの身をむしる端から娘に食べられて、涙ぐんだのだって、大人気ないとはいえないと思うの。だってカニだもの。
食べ物の、いやさカニの恨みは恐ろしいのだ。
2005/05/31(かようび)
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[ ミツカン ]
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娘がビー玉のことを「ミツカン」と呼ぶ。 なぜだなぜだと思っていたが、先日判明。
子供たちがビー玉で遊んでいると、必ずいくつかはどこかに転がっていって行方不明になる。テレビの下とか、家具のすき間とかに入って取れなくなる。
で、私やダンナが怒って、
「もう、ビー玉、見つかんないよ!」 とか 「見つかんなくなっちゃったよ!」 とかいうわけだ。
はい、もうおわかりですね。娘の耳には、
「ミツカン、ないよ」 「ミツカン、なくなっちゃったよ」
と聞こえたわけです。ビー玉を(これは「ミツカン」というものらしい)とインプットしてしまったのである。 私の発音が悪いのでしょう。「見つからない」を勝手に音便化して「見つかんない」としているせいで、混乱したと思われます。
絶対語感というものがあるといわれている昨今、それはわが家では既に失われたものとなったわけである。
2005/05/27(きんようび)
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[ IQサプリ ]
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大宮駅のストリートミュージシャン。
〈夏秋夏〉
さあ、何と読むんでしょうか!(by伊東四朗)
答)カシューナッツ
あなたはスッキリ?それともモヤっと?
2005/05/25(すいようび)
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[ 哺乳瓶 ]
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お恥ずかしい話だが、わが家の娘(2歳10ヶ月)は、いまだに哺乳瓶でミルクを飲む。
朝、起きぬけに目覚めの一杯。おめざってやつですか。 夜、風呂上がりの寝る前に一杯。ナイトキャップってやつですか。
牛乳が嫌いで飲まないので、黙認していた。息子も牛乳を飲まない子で、とても苦労したので、飲むならいいじゃんという気持ちがこちらにあるのが敗因ではないだろうか。 フォローアップミルクなので、3歳までになんとかしようと思って、コップで飲ませてみたり、逆に哺乳瓶で牛乳を飲ませてみたりしたが、すべて玉砕。
ところが!
先日、飲み終わった哺乳瓶を娘が自分で遊んでいて落として割ってしまったのだ!なんと好機ではないか! もうそれしかなかったんだよ、しょうがないね、と諭して、あっさり哺乳瓶終了。割れたときは泣いたけど、自分でやったので諦められたよう。 翌朝、起き抜けに「ミルクちょうだい」というので、「まおが割っちゃったでしょう」というと、しばらく考えてから「あ、そっか」と納得。以来、ミルクを欲しがるそぶりはない。
今だから言えるけど、無理やりやめさせなくてよかったなぁ。何回か哺乳瓶を隠したり、ミルクを買わなかったりしたんだけど、泣きわめく上に牛乳は飲まないので、こちらが折れてまた復活するということが何回かあったのだ。
最近の育児は「無理をしない」というのが主流で、「おむつはずし」も「おむつはずれ」、「断乳」も「卒乳」と言葉が変わり、「いつまでに」から「自然に」という流れになっている。
ストレスの多い社会なんだから、小さいときくらいストレスがない生活を送らせてあげたいものである。
2005/05/23(げつようび)
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[ 親子遠足 ]
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毎年、この時期に保育園の親子遠足がある。
ダンナはいつも仕事だとか、先生方は行事のたびにお揃いのTシャツをあつらえるなぁとか、どうして毎年「今年一番の暑さ」の日にあたるんだろうとか、まあそういうのはどうでもいいんですが。
今年は、前日に私が仕事関係の会があって、夜遅くなるのでお弁当の仕込みは前々日にしなくちゃならなくてちょっとバタバタしたとか、前日の会では頭が夜会巻きで夜中に帰ってきてからほぐすのに相当時間がかかった上にシャンプーを3回しないと落ちないくらいスプレーでかっちり固めてあって泣きそうになったとか、そういうのもどうでもいいんですが。
娘のクラスメイトのお母さんと立ち話をした。 ここんちには、2歳上のお姉ちゃんがいる。もちろん同じ保育園だ。女の子二人でかわいいなぁと思っていたら、去年の運動会に小学校高学年くらいと中学生くらいの男の子二人を連れてきてて、お兄ちゃんであることが判明。四人きょうだい?びっくりして私が
「え、お子さん何人いらっしゃるの?」
と訊くと、おかあさんは恐縮して、
「いえいえ、そんな何人なんて、お恥ずかしい・・・」
と言葉を濁す。ここにいる子がすべてなら四人というはずだよな。少なくとも5人以上ということか!と推理するも、具体的な人数は聞けずじまい。(そんなに親しくないので)
そして今回、立ち話をしていた時に、上のお姉ちゃんの姿が見えなかったので、なにげなく
「今日はおねえちゃんは?」
と訊くと、
「ああ、学校のお泊り研修があって、月曜日まで帰ってこないんですよ。本人は来たがっていたんですけどね」
という答えが返ってきた。
学校?お泊り研修?
なんのこっちゃと思ったけど、それをまた鋭く突っ込むのもためらわれ、「そうなんですか・・・」と受け流す私。ダメじゃん!もっと深く聞かないと!
つまり、学校に行っている、しかも親から離れて何日もお泊りが出来るくらいの大きなおねえちゃんが存在するということで、今現在の、確認できた子供の数は5人ということになる。
一体全体、ここんちの子供の数は何人なんだ!
ううむ、気になる。先生に聞けば教えてくれるかしらん?
2005/05/21(どようび)
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[ 朗読 ]
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子供と一緒に図書館に行った。その図書館には児童書コーナーに小上がり(って言うと小料理屋みたいだけど、靴を脱いで上がる場所)があって、特に小さい子の絵本はそこにある。
娘を連れてそこに上がって、絵本を選んでいると、小学校高学年くらいの女の子が寄ってきて、
「小さい子が来るのを待ってたんだ。本読んであげる」
という。まあ、読んでくれるというのを断る理由もないので、娘に
「おねえちゃんがご本を読んでくれるって」
と言ってみたが、知らない人なのであまり嬉しそうじゃない。しかし、その子は読む気満々で「どれがいい?」と物色している。 しょうがないので、娘も知っててすぐに読み終わる「ミッフィー」を選ぶ。
ところが、この子、読むのがものすごくヘタだったのだ。わざわざ「読んであげる」っていうくらいだから、よっぽどうまいのかと思ったら、
「ミ、フィーはど、うぶ、つえん、に、いきま、した」
何ていってるのかわからないくらいこまぎれなのだ。たかが10ページくらいの本にいったいどれくらいの時間がかかったか。 途中で娘は何度も私の顔を見るし、本当に困った。なんとか一冊読み終わって、
「ありがとう」
というと、
「次はどれがいい?」
と聞かれたので、もう勘弁してと、娘のトイレを口実に逃げ出してきた。
5年生だと言っていたけど、もう少し練習したほうがいいよな。学校でもあの調子なのかしら。 私は小学校のときにクラスの(というのがしょぼいけど)朗読チャンピオンだったので、そのへんの評価が厳しくなるのは致し方ない。そのうまさを買われて、毎朝のホームルーム前に新入生のクラスに行って紙芝居を読み、放課後に道で知らない子に「あ、紙芝居姉ちゃんだ!」と指を指されるくらいうまかったんだぞ。(ってそれは自慢になるか?)
今だって、朗読のボランティアをやってもいいと思っているのだけど、あれはいちおう研修みたいなのがあるそうで、それを受けているほど時間がないので、断念しているのだ。
2005/05/20(きんようび)
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[ はたき ]
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朝、上野駅のコンコースで、外人さんの観光ツアーご一行様がいた。 添乗員も外人さん。これから動物園でも行くのかしら?と思って見ていると、
「ん?」
添乗員さんが持っている旗がおかしい。ショッキングピンクのビラビラがたくさんついているそれは、どうみても「はたき」。いや、まさか。でも、しかし。
近付いてきたご一行の先頭を行く添乗員のお兄さん。心なしか誇らしげですらある。しかし、その手の先には・・・はたき。だって柄の部分に節がついてたもん、あれ、ゼッタイに竹だもん。
どこで間違っちゃったのかなぁ。 ホームセンターとかで、
「What's this?」 「This is HATAKI」 「Oh!HATA?」 「Yes!」
とかいう会話がなされたのだろうか。店員さんがボディランゲージで振り回してみたりして、それを勘違いしたとか?
あるいは、美術館とかで昔の蒔絵なんかに描かれている戦で、将軍が床几に坐って持ってる采配を見て、日本には人に指図するときにこういうものを使う伝統があると思ったとか?
それとも同じく日本画で、大名行列の先頭で奴さんが持ってる棒の先にけばけばがついてるアレ(何ていうの?)を見てそう思ったとか?
ううむ。謎は深まるばかりである。
2005/05/17(かようび)
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[ 10円玉 ]
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一月ほど前から洗濯機を回すと、カランカランカランと音がする。どうも中に金属片が入っている感じ。釘とかそういうの。あるいは、娘の宝物であるところの小石。ポケットを探ると毎日じゃらじゃら出てくるので、いちいち取り出しているんだけど、取りそこねたのかもしれない。
洗濯物をどかしても見あたらないので、洗濯槽の筒の向こうにあるんじゃないかと思う。しかしその筒は取り外しできないので、取り除くことはできないのだ。 で、洗濯に支障があるわけではなく、水を張ってしまえば、音はしなくなるのでほっといた。
そうしたら、先日、洗い終わった洗濯をカゴに移して中を覗くと、底の回転盤のところに10円玉が挟まっていた。なるほどこれだったのか。
洗濯の渦に耐えた10円玉はピッカピカで、心なしか一回り小さい感じがする。厚さもやや薄いのでは?これ、自販機とか大丈夫かなぁ。支払いに使うのも気がひけるなぁ。あ、近所の神社のお賽銭に入れちゃおうっと。いい考えだわ。
2005/05/16(げつようび)
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[ 出口調査 ]
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さいたま市長選があったので、投票所に行った。 すると、入口に「朝日新聞」の腕章をつけたお姉さんがいた。
こ、これは! 夢にまで見た(うそ)出口調査ではないか!
うおぉ。苦節十五年、やっと出会えたよ。今まで「ほんとうはやってないんじゃないのか」と疑ってごめんなさい。ほんとうにやっていたのね。こんな辺鄙なところまできて、雨に降られてお気の毒です。
ドキドキしながら投票を終えて出てくると、お姉さんが近付いてくる気配。
「あのう、すみません・・・」 「はいっ」
満面の笑みで振り返ったのに・・・
ダンナかよ!
お姉さんはダンナにアンケートを頼んでいた。しくしく。男女比とかの都合もあるんだろうけど、でもでも。 投票を始めて十五年目にやっと出会えた僥倖なのに。また十五年待たなくちゃいけないってことですか。そんときはもう私50歳なんですけど。
しかもムカつくのはダンナだ。自分だけ出口調査を受けたので、得意げで、
「出口調査って、候補者名を書くんじゃないんだね」
とか訳知り顔でいいやがる。悔しいいぃぃぃ!
それはそれとして、当選した現職の市長のキャッチが「子育てするならさいたま市」というのだけど、
はあぁ? (by魔邪)
というくらい腹が立つ。もし会う機会があったら(ないけど)、口もとをつねりあげて
「この口か?この口がいうのんか?」
と言ってやりたいくらいだ。 私の周りで、誰一人「さいたま市は子育てしやすい」という人はいない。それどころか「育てにくい」というのが大半の意見だ。
最近、娘のオムツが取れたので、外出するとトイレばかり探している。そんな中で、市内のかなり大きな公園でも整備が行き届いていないのに怒りを感じているのだ。 これは、3年前の息子の時にもそう思ったのだから、それから3年間、なんの対策も講じてないな、さいたま市! もちろん、こういうことはトイレだけに限らない。一事が万事そうなのだ。何が「子育てするならさいたま市」だ! 怒り心頭である。
もし、そんな母親達が全員投票したら、この市長は落選したと思うなぁ。
2005/05/15(にちようび)
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[ 偵察 ]
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あたらしもの好きの私は、近所に新しい店が出来ると、入ってみずにはいられない性分である。
会社の近くに小洒落た居酒屋ができてランチを始めたので、当然行く。使命のようなものだ。入ってみると、店全体が薄暗くモノトーンで統一されていて、ショットバーみたいな雰囲気。Y字路の角の店なので、奥に行くほど広くなる。小上がりや個室もあるようだ。私は、入口近くのカウンターに案内された。隣りにはどこかの会社の部長とその部下のOLという感じの二人組。
ランチは3種類でいずれも850円。 その日のラインナップは「さわら天丼・かつおたたき定食・さわらの煮付け定食」だった。たぶん市場でさわらが安かったんだろうね。珍しいので「さわら天丼」を注文する。 まず緑茶とおしぼりが出る。カウンターの奥では板さんが忙しそうに料理を作っている。 この店は、オープンしてからしばらくはランチをやっていなかったんだけど、まあ神田で生き残るにはランチをしないわけにはいかないだろう。850円というのが妥当かどうか、ランチをみて決めたいが、緑茶とおしぼりを出しているあたり、たぶん見直さないと赤字だと思う。 このあたりで飲食店を始めて、ランチをやっているところは、たいがい一度「ランチはしばらくお休みします」という看板が出る。それは、最初に設定した価格が大盤振る舞いで赤字になったか、逆に儲けようと思って高く設定して客が入らず結局赤字になったかして、価格設定を見直しているんだと思う。 そういう店は、「えっ、これで1000円も取るの?」か「えっ、これで1000円でいいの?」かのどちらかだからだ。
さて、天丼がくる。それにみそ汁、漬けもの(二種)、なめたけおろし。みそ汁は、なんとカニのだしだ。もちろん身は入ってないけど、しっかりカニの味が出ている。これは、アラを使っているのかしら。 天丼もおいしい。難点は器で、陶器なんだけど、やたら重い。南部鉄のよう。天丼なので持ち上げて食べたいところだが、手首が腱鞘炎になりそう。
などともぐもぐ食べていたら、隣りの二人組が席を立つ。なにげなく見ると、えぇっ!めちゃめちゃ残ってますけど。 女の子は、食べきれなかったってことはあるかもしれないけど、おっさんは違うだろう。っていうか、女の子だって、半分しか食べてない上に、みそ汁も漬け物も残ってるじゃん。残すにしてもほどがあるよ。自分で選んで頼んだんでしょうが。どういうことよ。おっさんだってそうだよ。米一粒もありがたいって世代じゃないか、それはあんまりだぜ。 二人してダイエットしてるとか?でもだったら最初から天丼なんか頼まないよな。 板さんも背のびして残った器を覗き込んでるじゃん。気の毒だよ。残すにしても礼儀ってもんがあるだろうがよ。食べ切れないなら最初から減らしてももらうとかさ、私の後ろがレジだったので耳をすましていたけど、会計のときも「残してごめんなさい」の一言もなかったぞ。そもそも店に来るなよ、自分が食べたい分だけをコンビニでおにぎりでもサンドイッチでも買って食えよ。客なら、金を払えば何をしてもいいと思うのは傲慢だぞ。
と、ここで思ったのは、実はこの近くの飲食店の人で新しく出来たこの店に偵察に来たのかしらってこと。店内を見て味を確認したかっただけなのかも、と。でもだったら種類の違うランチを頼むだろうな。それにだからって残していい理由にはこれっぽっちもならないし。もしどこかの飲食店の人だったら、こんなふうに食べ物を粗末にする店には絶対に行きたくない。
ともかく、せっかくのおいしいランチが台無しである。もちろん私は完食しました。だから太るんだっつーの。
2005/05/13(きんようび)
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[ ブログ ]
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35歳になり、もういよいよ崖っぷち。何がって、なんかこうすべてが。白髪も体重も増えるし、そのくせ体力とかお肌の水分とかは減る一方。とりあえず顔だけはなんとかしようと風呂上がりにパックをしていたら、その顔をみて娘が号泣するし。しかも夜中に吐いたぞ。そんなにか! いやいや、そんなこたあどうでもいんだけど。
35歳になって、なにかしなきゃいけないと思っているんだけど、実際には何も出来ないでいる。息子が小学校に上がったら、何か習い事をしてみようと思っているのだが、それはまだ来年の話。って、思ってるだけじゃ何もはじまらないんだよ!(←思考が空回り。バカな証拠)
30歳ではじめたホームページも、ここんとこ日記以外は停滞している。子供たちの写真をアップするのも飽きたし。いえ決して子供たちに飽きたわけではないんですよ。でも、アルバムは飽きた。
というわけで、ここで書評ブログをはじめてみました。
今までもたまーに読んだ本の感想なんかを日記に書いていたけど、独立させて少し充実させることにした。でもホントはブログが流行りなので、やってみたかったのが第一です。流行に弱いのだ。 契約しているプロバイダで無料で出来ることがわかったので、さっそく登録したわけである。
日記は日記で残すことにしたのは、ひとえにこのCGIを作るのに苦労したからにほかならない。もちろんベースは、フリーソフトを利用しているんだけど、背景画とか文字色なんかをワタシ仕様に変更しているのだ。なのでもったいないので、こちらも残すことにした。
本は、新刊とは限りません。図書館で借りた本も、面白かったら載せます。再読もアリ。ジャンルはナシ。
2005/05/10(かようび)
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[ 保護者会役員 ]
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今年はとうとう保護者会の役員になってしまった。 保育園なので、「働いているから」は理由にならないのはもちろん、「下の子が小さいから」すら逆の理由になるのだ。子供が小さい=育休中=時間が自由になる、というわけで、職場復帰前に面倒くさい役員は済ませてしまおうという人も多い。初めて聞いたときはそのコペルニクス的転回に、なるほどと膝を打ったもんだ。 専業主婦の幼稚園ママや小学校ママに聞かせてやりたいぜ。いえ、もちろん本当には言いませんよ、カドが立つから。思うだけ。
で、私はといえば、やらないつもりはなかったんだけど、タイミングが合わずに今までやらなかったのだ。やらずに済ます人もいるし、積極的にはやりたくなかったので、立候補もしなかったし。 しかし、大抵の子は1歳からお世話になっていて、今年年長さんになったわけで、そうなると役員をやってない人の方が少なくなってくる。しかも最近仲良くなったママたちが私以外全員役員経験者ということが判明したので、ここでやりませんとはなかなかいえない小市民な私。
各クラスから選出された役員から、会長・副会長・書記・会計・写真の係を決める。 事前のリサーチによると、写真係が一番楽らしいので、それに立候補してみるも、みんな同じ考えだったらしく定員オーバー。じゃんけんで決めようという話になったのだが、そこで待ったがかかる。 実は役員の一人が、子供が熱を出して休んでいたのだ。希望を聞いてじゃんけんをして決めていくと、当然最後に会長職が残る。こなかったほうが悪いといって休んだ人に会長職を押し付けるのは欠席裁判のようで後味が悪いではないかという意見が出る。確かに。まっとうである。 そこで公平にあみだくじをすることになった。その結果私は希望通りの写真係になれたわけで、籤運の悪い私としては、嬉しいやら、こんなことで運を使ってどうするという複雑な気持ちである。
この写真係だが、主な撮影は契約をしている写真屋さんがやってくれ、写真つきの一覧表も作ってくれる。こちらはそれを告知して希望を募り、集金をし、一旦口座へ入金。注文書は先生経由で写真屋さんへ渡す。すると写真屋さんが焼き増しをして個別の袋に入れて戻してくれ、請求書が来るので、お金を下ろして支払い。という手順らしい。 一昨年までは、保護者会の会計とは別にお金を出し入れする独立した機関だったようだ。 ところが、昨年、会計が不明瞭であるという保護者会からのクレームで、いろいろもめたらしい。別に使い込んだとかそういうわけではなく、会計がずさんだったために赤字がかさみ、それをまとめて保護者会が補填するという形で決着がついたらしい。聞いたけど複雑でよくわからなかった。
私が写真係になる前に聞いていた話は、「1枚60円だが、撮影から仕訳までを写真屋さんに任せているので、その手数料込みの値段である」ということだったのだけど、ことはそう簡単ではなく、焼き増し代の単価は手数料込みで45円なんだそうだ。しかし、それにフィルム代、現像代および掲示用の写真代がかかり、もしその写真を誰も買わなければ足が出る。逆に同じ写真をたくさんの人が買えば、黒字。つまり、一人しか写っていない写真が多いと損をするのだ。いい写真じゃない場合もしかり。これは写真屋さんの腕か。 私は、とりあえず遠くても横顔でもウチの子が写っていれば買うが、人によってはきっちりカメラ目線じゃないと買わないという人もいるかもしれない。
赤字にならないように、安いフィルムを買って写真屋さんに渡したり、なるべくたくさん買うように呼びかけをしたりもしたらしいが、結局赤字は免れず、保護者会の査察が入ったということらしい。昨年度は写真の種類(普通サイズと大判)を分けずに集計したので、最終的に1枚いくらになるのかが分からなくなってしまったそうで、今年はそこまできっちりやってほしいというお達し。会計も保護者会と連動してやりましょうということになった。
なんか、すごくたいへんな気がするんですけど。 誰が簡単だって言った?ねえ、誰? もしかして私はババ引いたってこと?
気が重いったらない。
2005/05/09(げつようび)
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[ スケコマシ ]
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悲しいことがあって、夜、ベッドの中でべそべそしていたら、息子が何も言わず私の手をぎゅっと握って、ちびまる子ちゃんのエンディング曲の一部を歌ってくれた。
♪ひとりで泣いてるときも思い出してね
あなたの笑顔がすぐに駆けてくる
なんとなくおかしいね 願い事かなうかな
・・・・・・。
つーか、嬉しかったけど、あんたいままで一度もその歌うたったことないじゃん。どうしてこのタイミングでその歌が出てくるかな。あまりにもシチュエイションに合いすぎ。無意識に選んだんだろうか。
5歳にして、女心(母だけど)鷲づかみ! 将来スケコマシになる可能性、大!
そういえば、こないだ、ちょっと遠くの公園に遊びに行った時のこと。 偶然、息子のクラスの女の子がお父さんと来てて、一緒に遊ぶことになった。しばらく遊んでいると、息子が走って公園の隅に行ってしまった。女の子は「一緒に遊ぼうよー」と呼んでくれるので「何してるの?」と聞くと「あった!」とタンポポを摘んでいた。それを「はい」とその子にあげていた。
(むむっ。やるじゃん)
で、次の日も同じ公園に行ったところ、今度は前の保育園で一緒だった女の子に会った。で、やっぱり息子はタンポポを摘んでプレゼントしていた。ここに到って、遅ればせながら気づいた。
(ははーん、花を摘んでプレゼントするのが、お前のいつもの手口なのね)
こういうのどう思います、奥さん? どうも保育園で女の子に人気があるらしいと小耳に挟んでいたが、こういうことだったのか、とあらためて思った次第である。
ま、単なる親バカなんですけどね。
2005/05/01(にちようび)
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