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♪- にっきちょう -♪

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[ アスベスト ]
最近、巷をにぎわしている「アスベスト」だが、我が家でも問題が勃発。
別に住宅にアスベストが使われていたとかいうわけではない。アスベストの日本名についてだ。

日本名「石綿」

これ、なんと読みます?
私は「いしわた」。で、ダンナは「せきめん」。
これで両者譲らず、もめたもめた。新聞には「せきめん」と書いてあったんだけど、私はずっと「いしわた」だと思っていたので、納得がいかない。

理科の実験で、ビーカーに入った水などをアルコールランプで温めるときに、三脚の上に載せる網の真ん中にグレーの布みたいなのが張ってあるでしょう?あれ、石綿(いしわた)でしょう?そう習った気がする。

で、らちがあかないので、辞書で調べたら(最初からそうしろよ!)、どっちでもよいらしい。なーんだ。
でも、「いしわた」で引くと説明が載ってて、「せきめん」で引くと「→いしわた」って書いてあったんだから、「いしわた」のほうがメジャーってことじゃなくって?

私は大人なので、いちおう今回は引き分けってことにしといてやったが、内心は「勝った!」と思っている。

ちなみに、このアスベストは「竹取物語」で姫が求婚者に持ってこいと命じた「火鼠の皮衣」のことです。だれでも知ってますかそうですか。
2005/07/28(もくようび) はれ


[ じょー ]
突然気付いたが、娘は息子を呼ぶときに

「じょー」

と言っている。何度聞いてもそう言っている。どうしていままで気付かなかったのだ、あたし!

悔しいので

「〈立て、立つんだ、ジョー〉って言ってみ」

とか

「〈ハタ坊だじょー〉って言ってみ」

とか言ってウサを晴らす。

わかったこと:「りょう」は「じょー」だが「ジョー」も「じょー」だ。

♪バンジョーのジョーはじょーねつてきぃ〜 おーいぇ〜
2005/07/26(かようび) たいふ〜


[ お昼寝布団 ]
保育園にはお昼寝の時間があるので、布団を持参している。息子が使っている布団は、彼が一歳で保育園に入るときに買ったもので、うすっぺらいせんべい布団である。

子供用の布団は、そんなに種類がなく、大きさも大して違わないのだが、とにかく持ち運びが楽なように一番コンパクトなものを購入した。もう5年も使っているので、敷布団はぺったんこだ。

2年くらい前から「もうちいさいかなぁ」と思いつつ、昼寝するだけなんだからいいだろう、と見てみぬフリをしてきたのだが、ここへきてとうとう息子から

「ふとん、ちいさいんだけど」

という自己申告があったので、「やっぱり?」と思い、あと半年だけども、次に娘が使えばいいだろう(というのも全然学習していない私は娘の布団もやっぱりうすっぺらいせんべい布団を購入したのだ。)と思い切って新しいのを購入することにした。(そんなにたいそうな値段ではありません。)

5年経っても、種類は増えていなかったが、吟味して、中でも綿が硬くて角がちゃんとあるやつを買う。前のは、綿がやわらかく角が丸くなっていて、よけいに小さく見えたのだ。当然ノーキャラクターです。キャラがついてるだけで、1000円は高いのだ!

気張って買ってやったので(何を偉そうに)、

「使い心地はどないやねん」

とふんぞりかえって息子に尋ねたが

「ふつう」

という答えが返ってきて、母はがっくりだ。
2005/07/25(げつようび) くもり


[ アマゾン ]
私は本を買うとき、昔なら本屋へ行ったものだったが、最近はネットで注文することが多い。というのは前にも書いた気がする。

新刊の単行本は重いので、アマゾンで購入し、自宅まで配達してもらう。非常に便利だ。昔は貧乏だったので「文庫化するまで待つ」と思っていたが、今はブルジョアなので(?)欲しい本は単行本でも買うのだ。うはは。(うそです。今でも文庫化を待つこともあります。すぐに読みたいときは図書館でリクエストします。←もっと悪い)

日常、いくつかチェックしている書評サイトがあるので、そこのバックナンバーなどを見て、興味を持った本は文庫で買うことも多い。その場合は、特に急いでもないし、文庫なのでセブンアンドワイで注文し、近所のセブンイレブンまで取りに行く。そうすれば安い本でも送料がかからない。

というふうに使い分けていた。まことに便利なシステムであることよと喜んでいたわけだが、先日、新聞にアマゾンの倉庫について書かれた記事が載っていて、言われてみれば当然だが、それまで思い至らなかった自分が甘いというかなんというか。

アマゾンには巨大な倉庫があって、客の注文があると、その本をバイト君が走り回って探し出すのだ。一冊何分というノルマがあり、それが達成できないと減給され、効率が悪いと解雇されてしまう。
ネット書店なんだから、もっとシステム化されていてどの棚にどの本があるとか一発検索できてすっと取り出せるもんだと思っていたが、結局は手作業かよ!

その記事は鎌田慧の『自動車絶望工場』を引き合いにだしてアマゾンのバイト君を憐れんでいた。私はそんなにか!と打ちのめされて、当分アマゾンでは本は頼むのをよそうと思ったくらいだった。

自分が便利になるということは、誰かがその分苦労しているわけで、まあそれが仕事であり、それを奪われたら生活に困るのだとしても、何かが間違っているような気がしないでもない。

もうちっとなんとかならんのか。
2005/07/21(もくようび) はれ


[ ガキ大将 ]
うちの息子は、決してガキ大将気質ではない。どっちかというと、一匹狼的。というか、身勝手。外遊びは大好きなので、内気とか内向的(同じか)ではなく、一人で勝手に遊ぶのだ。

公園でも、一人でずーっと走り回っている。すごい楽しそうなのでほっとくが、もう少し他人と関われよ、とも思う。協調性とかあんまりない。例えば年下の子がうまくアスレチックで遊べないときなど、手伝ってあげたりはしない。さっさと置き去り。

ところが。
先日、近所の水場のある公園へ行って、子供たちを遊ばせていたら、一人の男の子(4歳くらい)がずーっと息子について歩いている。とにかく、後ろにぴったりくっついて離れない。息子がやってることを真似する。息子が何か面白い遊びを思いつくと、じぃっと見つめている。どこへ行くのにもびたーっとくっついて熱い視線を送り続けている。

「アニキ、どこまでもついていきますぜ!」

といった風情だ。しかし息子はガキ大将ではないので、勝手に遊んでいるだけだ。別にその子を邪険にするわけではないが、仲間という感じでもない。クールだ。もっとかまってやれよ、不憫じゃないか。

その間、娘は何をしていたかというと、水場のすみっこのぬるくなっているところに肩まで浸かってまったりしていた。風呂じゃないんだから。これはこれで、またマイペースなのだった。

そして私は、このクソ暑いのにひなたに出るのはごめんなので、涼しい日陰でその様子を眺めていたというわけだ。なんてまちまちな家族!いいのか、そんなことで!
2005/07/18(げつようび) はれ


[ 求愛行動 ]
息子が熱を出して、娘だけを保育園に預けた日。

夕方、娘を迎えに息子と保育園へ行くと、子供たちが園庭で遊んでいた。息子のクラスの子が何人か寄ってくる。「どうしたの」「だいじょうぶ?」などなどいろいろと訊いてくる子供たちをあしらいながら娘のクラスへ行こうとしていたら、中の女の子が「りょうくん、りょうくん」と呼ぶので、そちらを向くと、「ほら」と言ってスカートをめくりあげてパンツを見せてくれた。

固まる私と息子。
しばらくして私が「ほら、女の子なんだから、むやみに人にパンツを見せたりしちゃダメよ」というと、スカートを下ろしたが、あれはなんだったのだろう。
息子のクラスは男の子が全体の1/3しかいないので、女の子の間で壮絶な奪い合いが日夜繰り広げられているらしい。それはおままごとの相手だったり、手押し車の押し手だったり、どっちかというと奴隷に近いような気もしないでもないが、少ないことには違いない。その果てのパンツ見せなのか?
ジェンダーフリーが叫ばれる昨今、「男の子だから」「女の子だから」という言葉はなるべく使わないように努めているが、やっぱりどう考えてもパンツは見せないほうがいいと思うのだ。

家に帰ってからも、息子は
「パンツ見せてもらったねぇ。なんで見せたのかなぁ」
と不思議そうだった。
2005/07/14(もくようび) くもり


[ 深夜番組 ]
深夜番組を見ることがほとんどなくなって、まあ別に全然困らないけど、最新流行からは遠ざかっているのかもしれないなぁ、これがおばさんになるってことなんだよなと思う今日このごろ。

そのほとんど見ない夜中のテレビ番組を、たまたま見ていたら「君島十和子のセレブな生活」みたいな特集をやっていて、ものすごく腹が立った。なぜピンポイントでそういう番組を見てしまうのか!自分にも腹を立てる。

最初は、日常生活の中で出来るお肌のお手入れ方法とか食事で体の中から綺麗にとかまだマシだったのだが、後半で行きつけのエステサロンとかお抱えのヘアメイクさんとかばんばん出てきて「あたくし、お金持ってるざんす」というにおいがぷんぷんしてきて「貧乏人は麦を食え」(古っ!)と言われたも同然の気分になる。

その話を友人にしたら、「私もたまたま見た!腹が立った!」というので、実は結構視聴率は良かったのかもしれないと思うと余計に腹が立つ。

別の日。
たまたまテレビをつけたらチャンネルがNHK教育で(それはつまりその前に見ていたテレビ番組が「おかあさんといっしょ」かなんかだったのだろう)、英会話の講座だった。もう終わり頃で、全然内容はわからなかったが、講師の先生がものすごいインパクトがある人だった。まだ若くて、スーツは着ていたけど、透明フレームの顔に密着するタイプの眼鏡をかけ、明石家さんまばりの前歯で笑顔を貼り付けて英語をまくしたてていたのだ。
そして最後に「英語はイメージでモノにしましょう」みたいなことを言っていて、すげーと思った。
生徒の一人が鴻上尚史で、うんうんとうなづいていたけど、お前分かったのか?

そのまま勢いで「スペイン語会話」まで見てしまった。笑い飯、いいぞ!
2005/07/08(きんようび) あめ


[ 小ネタ ]
最近気付いたこと。

1:「ロバート」の一番しゃべらない人(太った人と緑頭の人じゃない人)が義弟にそっくり。

2:「笑い飯」の西田くん(ヒゲでロンゲ)がダンナに似てる。

3:でもこの二人は全然似てない。(そもそもダンナと義弟もあまり似ていないが)

4:痩せちゃった(そして変な髪形の)貴乃花は「劇団一人」に似てるなぁと思っていたら、読売新聞のコラムにも書いてあって、「よっしゃあ!」と思った。

以上。
2005/07/06(すいようび) はれ


[ アイアン・ボーイ ]
息子が鉄ちゃんになってしまったのは、私の不徳の致すところであるが(?)、ここらへんでどうでもブレーキをかけないと、真性鉄ちゃんの道を歩んでしまうのではと危惧し、図鑑を買ったときにも敢えて息子の意見を無視して「のりもの」ははずしたのだ。

しかし、やはり陥穽は思わぬところに潜んでいたのである。
それは、保育園だ。
保育園には当然蔵書があり、すべてが「みんなの本」だという認識だが、年齢によって読める本や興味のある本が違うので、クラスごとに本棚があって、年長さんの部屋には図鑑があるのだ。嗚呼。
そこで息子は毎日「のりもの」図鑑を舐めるように読み、新たな知識を蓄えているというわけである。

たとえば「0系新幹線は、イギリスのなんとか博物館に展示されている」とか(聞いたけど忘れたので検索したら出てきた。これです。うわこんなの見せたら連れてけって言われるぞ)、新聞で公開されたJR東日本の新型車両は、非常ブレーキ作動の際にネコ耳がでることを教えてやったら「そんなのリニアにはとっくに搭載済み」との答えが返ってきた。ああそうですか。

もう息子の鉄熱が冷めることはないのか?
2005/07/04(げつようび) あめ


[ 水いぼ ]
娘が水いぼになった。
どこでうつされたのかわからないが、去年の夏の終わりに初めてできて、一度は皮膚科で取ってもらったのだが、取りきれていなかったようで、再発。

水いぼとは、体にニキビみたいなおできが出来て、それの中に水がたまっているものをさす。そのおできが破れて水が体のほかの部分につくと、また水いぼが出来る。他人にもうつる。

ので、プールがはじまる前に取らなければならない。
水いぼに関しては、皮膚科によって様々な処置がある。

@放置。
A薬をつけて、乾燥させてから、はがす。
B表面麻酔をしてからピンセットでむしる。
Cいきなりピンセットでむしる。

@は、免疫がつけば出来なくなるので、痛い思いまでしてとらなくてもいいという方針。
Aはなんとか銀という薬があって、それを塗るとたまっていた水が抜けるので、その後、表面のかさぶたをはがすというもの。
Bはキシロカインなどの表面麻酔をしてピンセットでむしりとる。

で、わが家のかかりつけの皮膚科の先生は、中でも一番原始的なCピンセットでむしる方法を採用している。

これが、痛い。私自身はやったことがないのだが、どう考えても痛いでしょう。もちろん子供は暴れて泣き叫ぶ。初回はまだ何をされるかわかっていなかったので泣いた頃には終わっていたが、一度では取りきれなかったので2回目からは、行く前から大泣きだ。行ってから、まず服を脱ぐのをいやがり、看護婦さんがピンセットをもって近付いてくると、ホラー映画もかくやという恐怖の表情で処置室を逃げ回る。それを押さえつけて、ぶちっぶちっとむしっていく。もう阿鼻叫喚の地獄絵図。むしったらすかさずバンソウコウを貼るのだけど、暴れる上に全身汗まみれのためすぐに剥がれる。そして親子とも血まみれ。病院によってはあまりの凄まじさに、親は待合室で待たされる場合もあるそうだ。うちの場合も、息子は待合室で待っているわけだが、声だけがもれ聞こえてくるので、終わって戻ると心底おびえて膝を抱えて震えている。これはこれでトラウマになりそうだ。

終わってしまえば、娘はけろっとしてごほうびのアイス(息子もお相伴)をなめていたが、私はなかなか立ち直れず、ブルーが入ったまま、数日を過ごした。結局、計3回でなんとか終わったが、もう勘弁して欲しい。

私もできれば@で済ませたいところなのだが(だから冬の間は放置していたが治癒せず)、夏になると保育園でプールがあり、当然水いぼの子は入れないのだ。だから、娘にもそう言ったのだが、まだ分かる歳でないので、往生したというわけ。

さあ、もうじきプール開きだ。娘は

「水いぼ取ったから、保育園のプール入れるね!やったぁ」

とごきげんだ。痛い思いをしたが、プールに入れるようになったんだから許してほしいわ。

「頑張って水いぼ取ってよかったね」

というと、

「泣いちゃったけどね」

と、苦笑いの娘であったことよ。2歳児でも苦笑するんだなと新発見。
やれやれ。

2005/07/01(きんようび) くもり

My Diary Version 1.21
[ 管理者:くくみ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]