自分にとって、MZ-5N以来の新品カメラ。Mマウントレンズは持っていないので変換アダプターを使用してロシア製レンズを装着。ファインダーもKMZ製のターレットファインダーを装着(かなりグラつく。本家ツァイス製でも同じらしい)。12/19追記:福岡レモン社にて純正逆輸入の50mmファインダー(銀)を購入ました。等倍で明るいと言うか、ほとんど素通し。小さく軽く軽快感200%アップ。
カッコいいカメラである。距離計窓のみの低く薄いボディはとても精悍だし、現代版バルナックライカとも言える外付けファインダー方式も使い手を選びそうな雰囲気が漂っている。
外付けファインダーは一見使い勝手が悪そうだが、目測で撮れる人なら例えばタイミング命のスナップなどむしろ距離計が邪魔せず思い切りイケるし、時間を掛けてじっくり撮る場合は2眼式のデメリットは少ないから、ある意味合理的。被写界深度の狭いレンズだと、距離を合わせてから構図を決める時にズレる場合がありますが、、、。一番の問題はパララックスかな。いずれにしても、撮影者が多少努力する必要はありますので、万人向けじゃないですね。自分でも35mm常用ならRを選択します(^_^;)。
さてさて、レンジファインダーのコシナ製ベッサといえば、いつも批判の的になるのは低い質感とシャッター音。質感に関しては個人の好みなのでしょうが、僕的には「値段なり」で充分だと思う。持ったときの剛性感もちゃんとあるし(骨格はちゃんとアルミのダイキャスト)。
シャッター音はやっぱり大きめでしょう。一眼レフでも今時もっと静かなのがありますから。でも、人がそれなりにいるところでのスナップなら、この程度で十分だと思います。批判している人って、度胸がないのか、見つかったらヤバいの撮ってるんじゃないの?なんて勘ぐってしまいます(笑)。
何より、ずっと使ってきたロシアン・ライカコピーと比べると安心感がとーってもある。これが一番(笑)。