5月の日記

5/16(土)

 これまで、様々な対策を施してきたステアリングからの異音・違和感対策ですが、決定打と考えていたステアリング・ラックの交換も功を奏せず、相変わらず暑い日にはゴリゴリと「嫌ぁ〜な感じ」を伝えてきました。むしろ、交換後の方が症状が酷くなったような気がします。私としては、ここまで来て諦めるのも癪なので、意地になって他のパンダと比較してみたりして、原因を考えました。その結果、前回書いたようにホイールベアリングのガタではないかと思ったわけです。

 そんな訳でディーラーへ行ってメカさんに話してみたのですが、どうも納得できない様子。そこで、とにかくタイヤを外から動かしてチェックしてみてくれ、新車ではあり得ない「ガタ」があるから、と説得して、改めてチェックしてもらいました。

 結果は?「これ、スプリングから音が出てますね」・・・え?スプリング???音なんか出るの??。劣化するにしては早すぎませんかぁ。ホイールベアリングは?「上がガタガタしてるから、下のことまでは分かりませんよ」そーですか(^^;)。

 つまりはこういう事だそうです。スプリングがヘタった為に、スプリングの下部を支える部分(ダンパーに付いているお皿みたいな部分)との圧着力が弱まり、動いてしまうことで音が出たりクリック感がでてしまったのです(分かりにくいかな?)。知らなかったんですが、スプリングって厳密には固定されてないんだそうですねぇ。で、「普通のクルマ」ならこの部分にゴムが挟んであって、これがガタを防ぐのですが、何故かパンダにはコレがないんです。

 対策としては、このゴムパーツを製作して(勿論、純正品など無い)、「普通のクルマ」みたいにしてしまおう、という事になりました。5/23の土曜日に、一日預けてやってもらいます。結果報告、乞うご期待!

 とりあえず、原因が分かってルンルン気分で帰っていると、突然下回りからのカラカラ音が大きくなり、「ぶおぉぉぉ」と野太い音が響きわたり出しました。以前からカラカラ音はあって、例によって遮熱板の変形による共振だと思って放っておいたんだけど、今度はマフラー本体だったのかぁ・・・トホホ。ちゅーことで、続きは「トラブル日記」にて。近日公開予定です〜これまた乞うご期待ぃ(T-T)。




5/23(土)

 さて、前回の日記に書いたとおり、フロント・スプリングのガタを矯正するために、いつもお世話になっているガレージ・モデナさんに犬キャラ号を1日預けました。代車はないので、朝に預けて夕方に引き取りにいく、というスケジュール。それまでは「やけ天号」で移動、1日和歌山市内で遊んでました(^^;)。

 前回に書きましたが、今までさんざん悩まされたステアリングの違和感は、どうやらスプリングのガタが原因ではないか、と指摘されたわけです。そこで、スプリングの下端に頑丈なゴムを巻いてダンパーとの接触点で移動しないようにしよう、というのが今回の趣旨なわけです。

 しかし、作業の終わった担当のメカさん(いつもの人と違った)は、「とりあえず乗って良くなったか確かめて下さい」と、なんか自信なさそう言ってます・・・大丈夫かいな。とりあえず、ホイールハウスを覗き込んで確認すると、なんか文字が書いてあるゴムパイプが巻き付いてます。これは冷却液かエアコンかなんかに使ってそうなゴムホースを流用しているみたいですね。

 いよいよ、犬キャラ号に乗り込みます。あれ?なんか違う。ステアリングを握るとやっぱりちょっと感触が違う。なんというか、頼りがいが戻ってる。ステアリングを軽く左右に振るとコリコリとした感触が・・・やっぱり直ってない?いや、ちょっと変わってる!前はフロアに響くような低音が混ざってたけど、これはもっと軽い感じ。なんと、原因の違ういくつかの音が混ざってたんですねぇ。

 結構広いモデナの駐車場をクルクルと走ります。最初に感じたのは、まずステアリングが軽くなってること。そして、小舵角でのクルマの動きにリニアニティが戻ってます。最近はなんかステアリングの切り方とクルマの動きにずいぶんズレがあるように感じていたのですが、ほとんどそれがなくなってます。う〜ん、やっと私の大好きなパンダが戻ってきた感じ!Panda is back!!

 路上に出ると、ホント良くなってるのが確認できます。当たり前といえば、それまでなのですが、クルマが思うとおりに動きます。最近はホントに動きが不自然でしたから・・・。それから、乗り心地もガタつき感がなくなっていい感じ。ダンパーとブッシュ替えても、なんか良くならないと思ったんだけど、これが原因だったのか・・・。あと、加速・減速時の「異音」も解消してる。なんつーか、犬キャラ号の「嫌な感じ」のほとんどは、これが原因だったみたい(^^;)。そりゃそーだよな、結局クルマ支えてるのはスプリングであるわけで、これがガタついてりゃ、全てに影響が出るって事。

 ところで、マフラーですけど、やっぱり完全に折れてて、何かでごまかすというわけにはいかないみたいです(^^;)。ちゅーことで、やっぱり今度の土曜日に同じように1日預けて直してもらいます。こればっかりは「タダ」でやってもらうわけにはいかないですね。大体3万円くらいは掛かるはず。あ〜キツイよぉ(^^;)。




5/31(日)

 えっと、マフラーまだ直してません(^^;)。ディーラーから連絡来るはずなんだけど、来ないんですよね。で、私も忙しくて連絡してないし・・・音に慣れてきたのもあるんだけど(^^;)。マフラーが壊れていると言っても、いわゆる爆音がしているわけじゃなくて、「カラカラ音」がもの凄いだけ(大抵の人は振り返る(^^;))だから。

 って今回はそういう事じゃなくて、オイル交換をしました。今回も未知のブランドに挑戦シリーズですよん(ってシリーズだったの?)。バルボに引き続きアメリカ・ブランドで、チャンピオンカー(今、インディCARTはこう呼ばれてる)やNASCARシリーズでのスポンサードでおなじみ、緑と黄色のケバい缶もまぶしいクェーカーステートです!どーだ、意表を突いているでしょう(だから何なんだ(^^;))。私はね、F1やWRCなんかのヨーロッパ系モータースポーツも好きだけど、アメリカのも大好きなんですよ(^^)。

 で、購入したのはオートバックスで売価2,780円也のチャレンジャー(10W40)という製品。なんか、鉱物油なのか合成油なのかも分かんないんだけど、値段からして前者でしょう。見た感じは黄色くてサラサラしてますね。いかにも「オイルな茶色」のカストロールとはだいぶ感じが違って、BPやバルボに近い感じ。

 さて、フィーリングなんですけど、「すごくイイです!」、いやはやオイルはハイテク大国アメリカ物に限るね〜って感じ。下からエンジンの「ツキ」が違うし、すごく滑らかだし、何というかエンジンが生き生きしてます。これはBPよりはバルボに近い感触ですね、やっぱり。申し訳ないけど、これだけ良くなっちゃうという事は、カストロールとパンダとの相性はちょっと・・・ですね。別に交換したときから、性能が劣化しているようでもなかったのですが。




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